地域で社会福祉の増進に努める

小諸市民生・児童委員協議会の総会が

21日(水)、小諸市文化会館で開かれました。

 

厚生労働大臣から委嘱を受け、

民間の奉仕者として

地域内の高齢者福祉の増進や子育て支援を行う

民生・児童委員。

選出された委員は、

常に市民の立場に立って相談に応じ、

必要な援助を行う、「地域の相談役」を担います。

この日の総会には、委員およそ90人が出席。

去年は、

新型コロナウイルスの影響で総会の中止が

余儀なくされたため、

1年越しの開催となりました。

 

小諸市民生・児童委員協議会では、

介護保険制度や認知症についてなど

地域の諸課題への対応を学ぶ研修会を定期的に開き、

委員らが研鑽を積んでいます。

 

地域ごとに、介護予防教室やふれあい昼食会などを通して

高齢者の支援に取り組んでいる他、

小中学校のPTA支部との懇談会や相談事業なども行い、

児童福祉の向上にも貢献しています。

 

ただ、委員の7割が新しくなった昨年度は、

コロナ禍で、研修会や地域での活動も制限されました。

そんな中迎えた今年度は、

「愛の手で みんなで支える 住みよい地域」をスローガンに、

行政と地域のつなぎ役として

高齢者福祉や児童福祉などに向けた活動を行っていく方針です。

 

民生・児童委員の任期は3年で、

現在の委員の任期は来年11月末までとなっています。