小諸高校吹奏楽部が

2月に行われた東海大会での活躍に続いての快挙です。

先月行われた

中部日本個人・重奏コンテスト本大会に出場した

打楽器8重奏が金賞・第1位に輝きました。

さらに、個人の部では オーボエ独奏で

上條晴翔さんが金賞を受賞しました。

 

小諸高校吹奏楽部の打楽器八8重奏は、

先月28日に愛知県で行われた、

東海・北陸9県の代表が集まる

中部日本個人・重奏コンテスト本大会に出場。

重奏の部で49団体中、金賞そして

全団体中1位となる中日新聞社賞を受賞しました。

 

中部日本個人・重奏コンテスト本大会 重奏の部で

小諸高校吹奏楽部が第1位に輝くのは

初の快挙です。

 

打楽器8重奏が演奏したのは、セジョルネ作曲

8人の打楽器奏者のための「ソソバラ」。

各パートが複雑に関わり合う楽曲で、

本番では息の合った自然体な演奏ができたといいます。

 

打楽器8重奏リーダー

「私自身みんなには結果よりかは今までの練習内容を

大切にしていきたいという風に言っていたので、

結果を聞いたときに1位っていう風に先生に言われたときは、

頭がまっしろというか思ってもいなかった結果だったので、

すごく嬉しかったです。

このメンバーは管から来てくれた子が3人いるので、

管から来てくれた子に、お客さんから見て、

あああの子管から来たなってそういう風に見られたくなかったので、

打楽器の子と同じレベルにしてやるっていうのを意識してやっていました。

コンクールはコンクールなんですけど、

しっかりコンクールみたいに一生懸命やるっていうよりかは、

今までの自分たちを審査員の方に

見せられたらいいなっていう形で思っていたので、

あんまり力まず、けっこうリラックスして

やってくれたなっていうのはあります。

これから夏コンもあるんですけど、コンクールとは言っても、

自然が一番いいなというのは今回の大会で学んだので、

力みすぎず、緩みすぎず、自分たちの最高の演奏ができる自然体で

やっていきたいなっていう風に思います。」

 

また、オーボエの上條晴翔さんは、

中部日本個人・重奏コンテスト本大会 個人の部で

金賞を受賞しました。

 

「中部日本の本大会は念願の大会だったので、

金賞をいただけたことがうれしかったです。

こういう音楽を楽しんでいますっていう、音楽の本質みたいのが、

ステージ上でリラックスしてできたらいいなっていうのを、

ずっと想像しながら練習に励んでいました。

コロナ期間があって、現地でできて、

観客がいてっていう大会が本当に久しぶりだったので、

演奏が終わったときに拍手をいただけたのが本当に久々で、

いつもなら普通に拍手がきてっていう感じだったのに、

拍手してくださってこんなに嬉しいんだっていうのが

改めて感じられた大会だったなと思います。

本番いろんなことがあって、

もうちょっとできたかなっていう悔しいところもあるんですけれども、

金賞という賞をいただいたことを、

ちゃんとこれからの音楽活動につなげていきたいなと思っております。」

 

小諸高校吹奏楽部では、

これからも自然体で音楽を楽しむことを大切に、

よりよい音楽を求めて活動していきたいとしています。