ことしで56回目を迎える「小諸書芸展」が、
今月5日(金)から7日(日)までの3日間、
乙女湖体育館で開かれました。
小諸書芸展は、
小諸市を始め、
近隣地域の書芸愛好家たちの作品発表の場を作り
書芸文化の発展につなげていこうと
小諸書芸連盟が毎年開いています。
56回目のことしは、漢字・かな・新和様などのほか、
篆刻、刻字など、60点が出品されました。
そのうち、市長賞など特別賞には、7点が選ばれています。
ことしの児童生徒新年書初展で
特別賞を受賞した作品もあわせて展示。
また、小諸市内で活躍し、
平成30年から令和2年の間に亡くなった
4人の書家の遺作も1点ずつ展示されました。
6日(土)に行われた授賞式には、
入賞者をはじめ、審査員や来賓などが出席しました。
最高賞の市長賞に選ばれたのは、
小諸市出身で佐久市在住の荒井泛月さんの作品です。
「柔和で伸びやかな線であること」や
「感性・品位が高く、余白が心地よい」ところが評価されました。
また、書芸連盟会長賞には、
市内古城の、虎井信龍さんの作品が選ばれました。
このほかにも、小諸市から多くの人が、
特選や秀作などの賞に選ばれています。
「私で良かったのかなと、少しまだドキドキしています。」
「(書の魅力を教えて頂けますか?)やればやるほど、深いということでしょうか。」
「字数が40ということで、あまり沢山ですと、
時間がかかって無理かなと思ったので、
いつもは56字を書くんですが、今回は40字と少なめでしてみました。」
「とにかくまだまだ先生方と比べたら入り口のようなものですので、
もう少し、突き詰めてやってみたいです。」