大久保にあるこもろ布引いちご園では

ことしも元日からいちご狩りが始まっています。

ことしは新型コロナウイルスの感染を防ぐため、

さまざまな対策がとられています。

 

市内大久保の「あぐりの湯こもろ」に隣接する

こもろ布引いちご園。

毎年元日から6月末まで

長い期間いちご狩りを楽しむことができ、

年間3万人近くが来園する県内屈指のいちご園です。

 

最先端の技術で栽培されるいちごは

みずみずしく甘さと酸味のバランスがいいと

来園者から好評です。

 

元日から始まった今シーズンのいちご狩りは、

新型コロナウイルス感染防止対策をとった上で

行われています。

 

入場の際、マスクの着用や手や指の消毒を行うほか、

ことしはいつもと少し違った形のいちご狩りが

呼びかけられています。

 

いちごは休憩所のテーブルで食べることができます。

休憩所は、新たに席数を増やし、

机の間にはパーテーションが設置されました。

サービスのコンデンスミルクや飲み物も

一緒に楽しむことができます。

 

現在、紅ほっぺや章姫など4種類のいちごすべてが

食べごろを迎えています。

園内では、6月末頃まで

おいしいいちごを味わえるということです。

 

倉本さん

「私たちはいちご狩りを中心にしているんですけど、

空間を楽しんでもらえるいちご狩り。

そのためにおいしいいちごが必要なので、

空間といちごの味にこだわっています。

例年と同じく非常に甘いいちごになっています。

コロナの場合接触感染ということで、

接触の機会を減らすというのが対策のひとつ。

もう一つはお客様に空間を楽しんでもらうために、

一人ひとりの個人のスペースを非常に増やしました。

そういうことをやっていますが、今、小諸市大変な時期ですので、

例年の1割くらいです、客入りは。

9割くらい減ってしまったという状況です。

いちごはいちご狩りで使われなくても直売所で買えますから、

直売所でおいしいいちご、近隣のスーパーにも売っていますし、

お求めいただければ私たちは助かるかなという状況です。

いちごはビタミンCが多い食べ物です。

コロナと言わず、ビタミンCを摂って風邪をひかないように、

ぜひ当園のいちごを楽しんでいただければと思います。

よろしくお願いします。」