島崎藤村の教え子で小諸義塾卒業生の

鷹野勇雄氏が残したお宝展が今月10日(土)から

藤村記念館で開かれています。

 

「鷹野勇雄氏が残したお宝展」と題したこの企画展。

明治から昭和にかけて活躍した作家や歌人、

画家らの色紙や絵画など

およそ30点が展示されています。

 

鷹野勇雄は小諸義塾で島崎藤村を師に学び、

卒業後は出版社の「博文館」に勤務。

雑誌「中学世界」の編集に関わり、

藤村にもたびたび原稿の依頼をしていました。

今回は鷹野氏が両親の金婚式のお祝いのためにもらった

著名な文人や画家たちの色紙、

それに絵画などの一部が展示されています。

 

館長

「今回は鷹野勇雄氏が残したお宝をその中から

何点かご紹介したいと思っています。

自分のご両親の金婚式のお祝いにいただいた

そういう色紙ですとか色んな書いたものをですね、

たくさん残されていまして、

そういうものを主に展示をさせていただくということで

今回企画をしました。

残されていた作品はたくさんありまして

この展示スペースでは展示しきれないんですけど、

その中から30点ほど今回展示してるんですが、

みなさんご存知の名前で言いますと

青木繁の絵ですとかあるいは丸山晩霞の絵とか

原稿では坪内逍遥ですとかそういった方々の自筆原稿もありますので

ぜひこの機会にご覧いただければと思います。

ぜひこの機会にみなさん記念館訪れていただいて

企画展のもの以外にも常設展の藤村の句、

藤村の初版本とかですね、そういう常設の展示もありますので

ご覧いただければなと思います。」

 

「鷹野勇雄氏が残したお宝展」は来年3月21日まで

開催されています。