小諸高校吹奏楽部の金管八重奏が

長野県アンサンブルコンテストで

金賞・第一位に輝きました。

今月10日には長野県代表として、

東海アンサンブルコンテストに出場します。

小諸高校吹奏楽部の金管八重奏は、

先月20日、長野市で行われた、

地区大会で選抜された団体が出場する

長野県アンサンブルコンテストで

50校中、金賞、第1位を受賞。

併せて、1団体のみに贈られる藤森章音楽賞を受賞し、

見事、長野県代表として、

東海大会出場の切符を掴みました。

 

塚野茜さん

「目標は全国ということだったので、

すごい、しっかり自分たちの演奏を出しきって

藤森章賞をいただけて、

とても嬉しく思っています。」

 

メンバー8人は、1年生と2年生。

トランペットとホルン、

トロンボーン、チューバで構成されています。

今回演奏するのは、

ジム・パーカー作曲の「ニューヨークのロンドン子」です。

ソロパートが多く、曲調も大きく変化するこの曲。

全員の技術や個性が光ります。

4分間の演奏にかけて、

8人は3か月前から練習を重ねてきました。

指導に携わるのは、吹奏楽部顧問の髙砂佑介教諭。

細かなニュアンスを伝えます。

「東海のホールもあるけど、もう少し、やっぱ裏をね、

立たせる方向で作った方がいいと思いますね。

バーって寝ちゃうからね。」

 

また、生徒同士も学年の垣根を越えて

活発に意見を出し合い、

音色や曲のイメージを共有しながら、

曲作りに励んでいます。

「ブレスとか共有して縦とかずれないように

揃えられたらいいかな、って思います。」

「各声部ごとの初速とかが結構遅いなって感じがしたので、

曲の雰囲気もそうなんですけど、

もっとビート感を感じて吹くようにしてください。」

 

長野を含む東海5県の代表26チームが出場する

東海アンサンブルコンテストは

来週10日(日)、

松本市音楽文化ホールで行われます。

 

塚野茜さん

「この曲はとても聴いてて楽しい曲なので、

自分たちだけで楽しむんじゃなくて、

お客さんにも、こう、楽しんでもらえるような演奏ができたらな、

と思っています。

しっかり自分たちの演奏を楽しんで、

出し切って、全国大会に目指していきたいと思っています。」

 

坂本信幸さん

「曲の雰囲気だとかそういうのを、

ちゃんと意識して自分たちで作ってきたりとか、

自分たちのやりたいことが県大会で発揮された結果かなと思います。

自分たちらしい演奏が東海大会で

発揮できるようにしていきたいと思います。」

 

神上千尋さん

「小諸高校の代表としてではなく、

長野県の代表としても大きなものを背負っていると思っています。

なので、いろんな高校生の思いや、

いろんな応援してくださる方への思いを、

しっかり演奏に込められるように、

日々の練習を頑張っていこうと思います。」

 

東海大会の次に待ち構えるのは、

上位2チームが出場する全国大会。

8人は、全国大会出場に向け、

ラストスパートをかけて練習に励みます。