今月1日から31日までの1ヶ月間は、

年末の交通安全運動期間です。

小諸警察署では、期間中、

国道141号線沿いでの人波作戦や、

軽トラックによる交通安全パレードを実施し、

事故防止を呼びかけています。

 

そんな中、きょう5日(火)には、芦原中学校の校舎前で、

登校する生徒らに対し、交通安全指導が行われました。

 

雪がちらつく早朝7時30分。

きょうは、小諸警察署の署員や

小諸交通安全協会の会員などおよそ15人が

登校する生徒らにビラを配布。

 

暗くなる登下校時の事故を防ぐため、

夜光反射材の活用や道路横断時の左右確認、

また、自転車の安全運転を呼びかけました。

 

ビラを受け取った生徒たちは足を止め、

署員らの指導に耳を傾けていました。

 

ことしに入ってからきのう4日まで

小諸市内では、158件の交通事故が発生。

去年より46件増加しています。

5月には、1件の死亡事故も発生しました。

 

そのうち、高校生以下の子どもが被害に遭った事故は9件です。

交差点横断時に車と接触するケースが多いということです。

 

このまま事故が増加すれば、

平成に入ってから最多となる可能性もあり、

小諸警察署では年末の交通安全運動期間中、

市民の事故防止に向けた意識の向上を

図っていくとしています。

 

神保交通課長

「道路の横断ですね。これから寒いので体も固くなっています。

早く家に帰りたいっていうのもありますので、

横断する際は、左右の安全確認をしてから渡ってもらいたいと、

もう一つ、光るものを鞄の方に

キーホルダーでもいいのでつけてもらえればと思います。

薄暮時間帯の事故が増えてきます。

早めの点灯、ハイビームの活用、

歩行者の方は反射材の着用でですね、

何とか暗くなる時間帯の事故防止に努めてもらいたいと思います。」