今月21日(月)から30日(水)までは 秋の全国交通安全運動期間です。 初日となった21日(月)には、 国道18号線沿いにある平原の交通安全地蔵尊の前で、 交通安全祈願祭が行われました。

この日は、栁田市長をはじめ、市の職員や 小諸警察署の署員、それに小諸交通安全協会の会員など およそ100人が集まりました。

祈願祭では、平原にある正眼院(しょうごいん)の 住職らによって読経が行われました。 集まった人たちは一人ずつ焼香し、 交通事故の犠牲者の死を悼むとともに 今年1年の交通安全を祈願していました。

平原の交通安全地蔵尊は、 当時この場所で交通事故が多発していたことから、 平成3年に 交通安全の祈願や交通事故死亡者の供養のため 建てられたものです。

 以来、市内で交通事故があった際には、 事故現場の土をこの地蔵尊の近くに移し、 毎年、秋の交通安全運動の初日にあわせて この祈願祭を行っています。  この日は、安全祈願祭の後に、 交通指導所の開設も行われました。

参加した人たちは、交通安全を啓発する ちらしやティッシュなどをドライバーに手渡し、 安全運転を呼びかけていました。

今年に入ってからの 小諸警察署管内の人身事故発生件数と負傷者数は、 前の年の同じ時期と比べおよそ30パーセント減少しており、 共に減少傾向を維持しています。

また、交通死亡事故発生ゼロ日数は 今月21日現在で421日を更新中です。

小諸交通安全協会では、秋の交通安全運動期間中、交通事故全体で高い割合を占める高齢者に重点を置き 市民に更なる交通安全を呼びかけていきたいとしています。