20日(水)、市役所では、
はじめての開催となる「総合教育会議」が開かれました。
この会議は、今年度から
地方教育行政の組織や運営に関する法律の一部が
改正されたことを受けて
今回はじめて開かれたものです。
教育委員と市長が、ともに
小諸市の教育の将来像や課題を共有し、
連携を強化するのが会議の狙いで、
この日ははじめに、小諸市の教育の現状ついて
報告が行われました。
その中で、先進的な教育と呼ばれた「梅花教育」の再生を願って
現在小諸市の全ての保育園で取り入れられている
運動遊び事業については、
園や保護者からの評判も良く、
子どもたちの生活態度にも良い影響を与えているなどと
紹介されていました
同席した教育委員からは、
家庭教育の重要性について訴える声や、
地域が一帯となって子どもたちを育てられる
環境づくりについて考えるべきといった意見が
挙がっていました。
続けて教育委員長は、「ここ最近は核家族化が進み、
昔は家族を見ていれば自然と身に付いていたものが、
今ではネットに頼らなければ情報を得ることができない」とし、
今の世の中でも近隣地域の人たちが
繋がれる場のセッティングを市が促していくなど、
何らかの形で子育て支援ができればと話していました。