今年で11回目となる北国街道小諸宿のお人形さんめぐりが、 今年もいよいよ始まりました。

初日となった21日(土)には、ほんまち町屋館を会場に オープニングセレモニーが行われました。

艶やかな和服に身を包んだ 本町の女性有志による

「りんどう会とその仲間たち」による 歌やコカリナの演奏で幕を開けた この日のセレモニー。

会場には、関係者や地域の人たちなど およそ50人が集まりました。

北国街道小諸宿のお人形さんめぐりは、

寒い時期に小諸の町を華やかに彩ろうと、 10年前から行われているものです。

キャッチコピーは「ひと針ずつのまちおこし」。

本町の女性有志が中心となって実行委員会を作り、 今年も1年間かけて準備をしてきました。

メイン会場となる ほんまち町屋館には、

市民から寄せられた 江戸から昭和にかけて作られた雛人形が 所狭しと並べられています。

人形の様式も古今雛や 享保雛など様々で、 訪れる人たちの目を楽しませています。

年々作品の数が増えているという実行委員会の女性たち手作りのつるし雛も大変見事で、

会場に彩りを添えています。

また、本町通りを初め、相生町や大手、荒町など北国街道沿いの商店や空き店舗にも、

雛人形やつるし雛が飾られています。

協力店舗の数は100軒以上にのぼり、 町中が桃の節句の雰囲気に包まれました。

 北国街道小諸宿のお人形さんめぐりは、 来月8日(日)までとなっています。