北国街道沿いにある与良えびす神社では、

19日と20日の2日間、 毎年恒例の例大祭「初えびす」が開かれました。

初日の19日には 朝10時から初えびすの大祭を祝う神事が行われ、

与良実業会の役員らと共に、 訪れた参拝客らが、神主による祝詞に耳を傾けました。

与良えびす神社の例大祭は 江戸時代中期から続く伝統ある祭りで、

毎年、1月と11月の19、20日に開かれています。

神社には、七福神の1人である「えびす様」が祭られており、

商売繁盛や家内安全などの ご利益があるとされています。

「初えびす」の初日となった19日には、 市内外から多くの参拝客が訪れていました。

例大祭で毎回人気を集めているのが「福ます」です。

今年も、500円から2万円まで7種類の福ますが およそ1000個用意されました。

ますの中には「種銭」が入っており、

その金額が一律ではないことから 運試しのように楽しむことができます。

参拝を済ませた人たちは、

今年1年の商売繁盛や五穀豊穣などを願いながら 福ますを買い求めていました。

また神社境内では、 与良実業会による甘酒の振る舞いが行われ、

参拝客らは、甘酒をじっくりと味わい、 冷えた体を温めていました。

このほか、熊手や絵馬、お守りなどの縁起物も販売され、

参道は、終始賑わいをみせていました。