交通の状況(18日午後5時)

鉄道は、長野新幹線は全線平常通り運転しています。

小海線は18日まで終日運休となっています。

しなの鉄道は全線で運転を再開していますが、

小諸―軽井沢間の列車に遅れが生じています。

一方、17日まで通行止めになっていた国道18号線は今朝4時半に通行止めが解除となりました。

ただ、通行が可能になったことにより、朝から渋滞が発生し、交通が麻痺した状態が続きました。

また、旧国道141号線の四ツ谷交差点から

佐久市の近津神社前交差点までの区間では、

道路の凍結により交通事故が多発していることから、緊急に除雪作業を行うことになり、

18日の午後12時半から夕方まで全面通行止めとなりました。

午後6時半の段階でも部分的に通行止めが継続中です。

その他浅間サンラインや千曲ビューラインなど、幹線道路は現在全て通行可能となっています。

ヤマト運輸によりますと、この大雪の影響で、

長野県内では現在入出荷をストップしている状況で、再開のめどは立っていません。

関東方面からの出荷は14日分がようやく動き出しており、かなりの遅れが生じているということです。

また、郵便局でも、ゆうぱっくや郵便物など、到着した分を随時配達しているとのことですが、

道路状況の悪化により遅れが出ています。

 

通学路の除雪作業

19日(水)も臨時休校となった市内の小中学校では、

18日(火)地域住民や教職員、それに自主的に集まった子どもたちが協力し、

学校とその周辺の除雪作業に取り組む姿が見られました。

なお、通学路を始め、生活道路の雪かきによって集まった雪の受け入れ場所として、

現在、大久保の浄化管理センターなどが開放されています。

今日も除雪作業などで集まった雪を、搬入する人の姿が見られました。

 

自主的な市民の善意の行動

道路状況の悪化で、物流が滞り、スーパーやコンビニエンスストアでは

品薄状態が続いています。

 そんな中、地域住民のためになればと、市内をはじめ東信地区の

学校給食などにパンを納めている市内新町の「金枡屋製パン」では、

昨日から市内の一部のコンビニエンスストアの協力を得て、

パンを届ける取り組みを自主的に行っています。

 

市の公共機関や施設の運営状況

除雪については、一般の雪捨て場として、

大久保の小諸市浄化管理センター、小諸インター工業団地、

千曲小学校北側の風速地区河川敷、和田工業団地を開放しているということです。

市民の皆さんはこちらに持ち込むようお願いいたします。

続いて、小諸すみれ号をはじめ、バス路線はしばらく運休となる予定です。

市内の小中学校は19日も全校休校です。また、ゴミの収集はしばらく休止となる予定です。

保育園は当面自由保育に。

高齢者福祉センター「糠塚園」は当面の間運営を見合わせ。

あぐりの湯こもろは、19日から通常営業を再開します。

子どもセンター「こもロッジ」は午前9時半から利用できるということです。

また、人権センターは当面の間運営を見合わせています。

23日(日)に予定していた人権フェスティバルは、中止となりました。

図書館は今日18日から開館しています。

今日18日から予定していた開館時間の延長は、2月25日(火)からに延期となります。

文化センターは通常通り開館しています。

小諸市社会福祉協議会では、

大雪の影響で食糧の買出しができない方へ、食糧提供の支援を行っているということです。

お困りの方は電話25―7337までご連絡ください。

国道は通行止めが解除されましたが、除雪が完全ではなく、

交通量の増加は渋滞を招くばかりか、物流に大きな影響を及ぼします。

不要不急の外出は控えるようにしてください。