15日(水)、ひばりヶ丘区では、区の生活改善センターで、
健康教室として「健康達人ひばりヶ丘区らぶ」を開きました。
ひばりヶ丘区では、区民の日々の健康維持に役立ててもらおうと年に4回、区の主催で
健康教室を行っています。
この日は、65歳以上のお年寄りおよそ15人が参加しました。
講師を務めたのは、社会福祉協議会の柳沢真佐美さんです。
まず始めに、柳沢さんは「小諸市では、膝と腰が痛くて悩む人が多い」と話し、
膝腰に負担をかけない椅子の座り方や、長時間立って作業をする時の立ち方などを
図で示しながら説明していきました。
その上で、柳沢さんは「自分たちで工夫しながら日頃から身体に負担をかけないように心掛けて下さい」
などと呼びかけていました。
参加した人たちは、皆、柳沢さんの話を真剣な表情で聞いていました。
続いて、ボールを用いて、体に負担をかけない運動を行いました。
皆で、椅子に腰掛けた状態でボールの上に足を乗せて、前後左右に動かしたりボールを足に挟んだまま、
足を上げる動作などを行い、太ももを鍛えていきます。
参加者の中には「心地よい」などと言いながら膝周りの筋肉を伸ばす人もいました。
また、腰痛を和らげるストレッチにも挑戦しました。
この体操では、四つん這いになって背中を丸めたり、反ったりしながら腰の周りの筋肉を
和らげていきます。
参加者たちは、普段しない身体の動きになかなか慣れない様子でしたが同じ動作を繰り返すうちに
次第に「筋が伸びているのがわかって気持ちいい。」などと話していました。
ストレッチの後には、脳のトレーニングとして2つのグループに分かれてジャンケンゲームを楽しみました。
皆、勝っても負けても盛り上がっている様子で会場は終始、和気あいあいとした雰囲気に
包まれていました。