四ツ谷区では、区民の無病息災や家内安全、

五穀豊穣を願って毎年区の獅子舞保存会の主催で、獅子舞を行っています。

 

かつては大人だけで獅子舞を行っていた時期がありましたが、

伝統を後世に残していこうと一昨年から再び区内に住む子どもたちが参加するようになりました。

今年は、参加を希望した小学4年生から中学2年生までの男の子と獅子舞保存会のメンバー

およそ30人が参加し、区内の北と南に分かれて、およそ140軒の家を回りました。

子どもたちが再び獅子舞に参加するようになって3年。

はじめの年は舞うことができなかった子も徐々に所作や歌を覚え、

今では主体となって獅子を演じられるようになりました。

子どもたちは、自分が獅子に入る番でない時にも一生懸命歌を歌ったり太鼓のリズムをとるなどして

意欲的に取り組んでいました。

江戸時代から受け継がれているという四ツ谷区の獅子舞。

保存会では、伝統の文化を後世に残していくため、

今後も子どもたちへの声掛けや指導に力を入れていきたいとしています。