この時期恒例の「菜の花まつり」が、

今月3日(土)

市内糠地のみはらし交流館で

開かれました。

 

「菜の花まつり」は、

荒廃地の解消と景観向上のため

平成16年から

菜の花栽培に取り組む

小諸菜種振興組合が、

菜の花が満開になるこの時期に

開催しています。

 

会場では、

訪れた人たちに市内で採れた

菜種油を味わってもらおうと

小諸産の菜種油だけで揚げた天ぷらと、

地元野菜のサラダの盛り合わせを

味わうことができるふるまいが。

 

新家キャスターリポート

「こちらがきょうの振る舞いになります。

これは、景観保全協力金300円と引き換えに

500食限定で用意されているんです。

きょうのふるまいは

天ぷらうどんとサラダになります。

そしてなんとこちらの天ぷらうどんに

使用されている天ぷら。

山菜をはじめ菜の花であったり

ほとんど旬の食材は

小諸産にこだわっているそうです。

きょうは菜の花の天ぷらがあるということで、

大変珍しいのでそちらからいただきます。

ん〜。もう、揚げたてなのもあるんですけど

サクッサクでおいしいです。

そしてなんと言っても噛んだ瞬間

口の中でふわっと広がる

菜の花の香りがとてもいいです。

では、続いてうどんの方も頂きます。

こちらのうどんなんですが、

小諸でできたうどんとなっているそうです。

市販のものじゃないということで

私も楽しみです。

つるっと頂くことができます。

天ぷらが乗っていたのもあり、

油が麺に絡まっているため

さくっと食べることができます。

そして私の後ろには

今満開の菜の花が咲き誇っています。

この素敵な景色と一緒に食べるお食事

とてもいいですね。」

 

天ぷらうどん・サラダを味わった人

「フリーペーパーで

このイベントのことを書いていて

それで見てきょう来ようと思ってきました。

かき揚げうどんがすごくおいしくて、

油がこちらの菜の花畑から作った油で作っている

って聞いて買って帰ろうかなと思いました。」

 

「昨年に続いて、今回で2回目です。

やっぱりこういう自然の中で、

300円で食べられるおそば(うどん)もですし、

みんな手が込んで一生懸命作っていただいていて、

糠地区のみなさんのお気持ちというのが

すごくわかるので、

私は違う区ですけど応援できることは

また応援したいと思っています。」

 

「菜の花やっぱり綺麗でいいなぁと思いました。

まだお花の方は遠目にしかみていなくて

お花の方見に行こうかなと思います。」

 

さらにこの日は、菜種油の販売も。

100パーセント小諸産の菜の花から

絞られているこの菜種油は、

生絞りでビタミンEが豊富に含まれています。

 

リピーターも多いというこの菜種油。

ふるまわれた料理を味わい、

菜種油の魅力を感じた人も

購入していました。

 

会場ではその他、

3団体による演奏や

市内の飲食店などによる

出店販売もあり

来場者は美しい菜の花畑を眺めながら、

思い思いに楽しんでいる様子でした。

 

主催者

「1番はわれわれの

菜の花の油で揚げた天ぷらを

食べてもらいたいということで

うどんに天ぷらを乗せて

天ぷらうどんにしました。

まだ花は咲き始めなので

1週間〜10日まだまだ咲いていますので、

もし暇のある方は

ぜひ来てみて頂きたいと思います。」

 

現在、小諸市内では糠地の他、

御牧ケ原などで

菜種油用の菜の花を栽培しています。

ことし、糠地地区の作付面積は

およそ0.8ヘクタール。

菜種油の搾油量は、

960リットルを見込んでいるということです。