火伏の神を祀る原村区の愛宕神社では

4月26日(土)、

伝統の火伏神事が執り行われました。

 

江戸時代から300年以上の歴史をもつ

原村区の愛宕神社は、

火災から守るとされる

火伏せの神」を祀っています。

 

この愛宕神社で毎年行われる

「火伏せ神事」は、

区内の火災予防への願いをこめ、

毎年4月24日に

欠かさずに続けられてきました。

 

ことしは区民が参加しやすいように、

そして、子どもたちに伝統の神事を

見ておいてほしいという思いから、

24日に1番近い土曜日に開催されました。

 

この日は、区の役員や地元の消防団員、

それに区民など、

およそ60人が集まり神事を見守りました。

 

神事に続いて行われたのは、

地元の消防団員による放水訓練。

火災予防への願いと共に、

連携の取れた動きで放水を行いました。

 

原村区では、火災に対する

区民の意識共有のために

今後も伝統の神事やそれにあわせた訓練を

続けていきたいとしています。

 

原村区長

「思いのほか、子どもさん来てくれて、

消防団の皆さんの日頃の

ご活躍の姿を見ていただけたのが

よかったかなと思っています。

今回、土曜日に開催ということで、

変更したことによって

子どもたちも来れるようになりますし、

一般の家庭の方も

土曜日の方が出やすいのかな

というところもあります。

どうしても役員をやる手が足りなかったり、

なり手がなかったりということが

出てまいりますけれども、

伝統ある行事ですので、

無くさないように

頑張っていきたいと思っております。」