懐古園三之門近くにある
「徴古館」が
リニューアルオープンしました。
懐古園の玄関口、
三之門を抜けた先にある「徴古館」。
小諸藩や小諸城に関する武具、
書画、古文書などが並び、
展示品だけでも
その数およそ400点にのぼります。
明治13年・1880年に
旧小諸藩士たちが懐古神社を創設。
徴古館はその付属施設として、
かつては三之門の楼上にありました。
その後、昭和55年・1980年に現在の建物が開館。
これまで50年近く、
小諸の歴史を語り継ぐ
宝物館として
多くの人に愛されてきました。
近年、老朽化が目立つようになったことから、
先月には床や壁などの内装工事が行われ、
安心して展示を鑑賞できる空間へと変化しました。
徴古館館長 沼田さん
・内装工事で変化した点
「この徴古館は建ってから
50年近くなって
床や壁の劣化が激しかったでんすね。
その辺をきれいに直して
安心して見ていただけるように心がけました。」
・徴古館の見どころ
「みなさん持っていたものだったりとか
小諸って非常に古いものが
そのまま残っているので
特にこのなかでは
ここにある徳川家光さんの像と春日局ですね。
あと殿様が使っていたもの、
昔のお侍が使っていたもの、
あと生活で使ったいたものとか
いろいろありますので
じっくり見ていただければと思います。」
・今後の徴古館の取り組み
「戦争や災害がなく
いろいろなものが残っているところは少ないですから
そういうのをきちんと残していって
できれば情報発信できるようにして
海外の方も増えてきているので
説明書きに英語や中国語、
海外の言葉を少し入れて
楽しんでいただけるようにしたい
と思っています。今
お城のことが若い人たち大好きで
お城の印、御城印・御朱印を
集める方が増えていますので
桜まつり用の特別バージョンで
販売しますので
ぜひそれも来て
楽しんでいただければと思います。」
・みなさんへひとことPR
「小諸は本当に古くて
よそから見ると本当にいい場所で
どんどん小諸よくなっているので、
ぜひ懐古園というのは
もともと有名ですけれど、
ここに小諸城があった
小諸城址懐古園ということで
市民の憩いの場として
ぜひ来ていただきたいですし、
いろいろな所から人を呼んで
こんないいところがあることを
自慢してほしいなと思います。」