小諸市議会では、
「議員定数・報酬等検討委員会」で
協議を行ってきた
次期選挙からの議員定数と報酬について
検討結果がまとまりました。
小諸市議会では議員8人でつくる
「議員定数・報酬等検討委員会」を設置。
次期選挙からの議員定数と報酬について
協議を行ってきました。
現在、小諸市議会の議員定数は19人。
議員報酬は月額33万3千円です。
委員会では、なり手不足の課題や
地方議会の役割が増え、
活動が活発化している現状から、
人口規模にあった定数と
議員報酬を検討してきました。
定数については、
小諸市と同じ程度の人口規模である
3万9千人から4万4千人の全国36市の議会を比較調査。
平均定数は17.9人で
小諸市議会の19人を下回っています。
月額報酬の平均では、
小諸市議会が1万6千253円少ない現状が
明らかになりました。
委員会ではこうした検討結果も踏まえ、
市民アンケートや市民との意見交換会、
パブリックコメントなどを実施。
小諸市議会基本条例に定める考え方に基づき
慎重に審議を重ねてきました。
その結果最終報告として、
次期選挙では、定数を1人減らして18人に。
月額報酬を2万円・およそ6%増額し、
35万3千円に。
議長報酬と副議長報酬も
同率で引き上げるとしました。
市議会では
最終報告書を先月末に市長に提出。
市長はあす4日(火)に行われる
報酬審議会に諮問する予定です。
報酬額は審議会での
およそ10か月の審議を経て
決定する見通しです。
定数削減については、
次期改選の1年前となる12月議会に
議員発議で条例改正案として
上程するということです。
議員のなり手不足などが課題として挙げられる中、
いよいよ定数と報酬が
次期改選から新たになる見通しです。
第19次の後期がスタートした小諸市議会。
今後議会改革をより一層推進し、
より多様な人材が参画できる環境の整備も
整えていくとしています。