小諸市の高齢者福祉の
向上を図ることを目的に
高齢者福祉センターこもれびで
定期的に開かれている
「こもれび講座」。
12月26日(木)は、
市内糠地のワイナリー
「テールドシエル」代表の
池田岳雄さんが講師として訪れ、
ワインを知る講座が開かれました。
高齢者福祉センターこもれびでは、
さまざまな介護予防教室を定期的に開いています。
今年度第3回のこもれび講座には、
60歳以上の市民22人が集まりました。
講師を務めたのは、
市内糠地に建つワイナリー
「テールドシエル」代表の
池田岳雄さん。
テーマは「ワインの奥深さを知ろう!」です。
講座では、
「第2の人生をどう生きていくか」
を考えるヒントとして、
池田さんが、ワイン産業を始めてからの
自身の人生を振り返りました。
池田さんが標高950mの糠地地域で
ワインぶどうづくりを始めた頃は、
「標高900m以上の高さでの栽培は難しい」
というのが
一般的な意見でした。
しかし、そんな中テールドシエルは、
行政のバックアップや
家族の支えに助けられながら、
工夫を重ねて自然派ワインづくりに成功。
今では糠地地域から
小諸市全体を一大のワイン産地にしようと、
ワイン生産者たちを牽引する存在になっています。
風当たりが強い状況でも
前向きに挑戦を続けてきた池田さんの姿に、
参加者らは感銘を受けている様子でした。