元佐久広域連合消防本部
消防監の有賀秀雄さんが、
危険業務従事者叙勲で
瑞宝双光章を受章しました。
これを受け、12月20日(金)には、
佐久広域連合代表副広域連合長である
小泉市長から
叙勲の伝達が行われました。
この日は元佐久広域連合消防本部消防監の
有賀秀雄さんが市役所を訪れ、
小泉市長から瑞宝双光章の
賞状と勲章が手渡されました。
危険業務従事者叙勲は、
警察や消防など
著しく危険性の高い業務に従事し、
国や公共に対する功労のある人たちに
贈られるものです。
有賀秀雄さんは現在70歳。
昭和48年に小諸消防署に配属されたのち、
佐久、軽井沢消防署を経て、
平成25年に消防本部
通信指令課長に就任しました。
有賀さんは、通信指令課長として
消防指令センター整備に伴う
指令や出動体制構築に向け
「整備委員会」を発足。
平成27年4月の運用開始に向けて
専門的な知識を有する
指令課職員の指導育成に
尽力しました。
消防指令センターの整備により、
平成28年の
軽井沢スキーバス転落事故の際には、
通報位置の特定につながりました。
その後も迅速な救助活動に活用されています。
有賀さんは、
消防本部次長などを務め、
平成26年3月、42年間にわたる
消防人生を終えて
定年退職しました。
今回は長年に渡る消防業務への
功績が評価されての
受章となります。
全国で危険業務従事者叙勲を受章した
消防関係者は637人。
伝達を受け、
有賀さんは受章の喜びを語りました。
有賀さん
「このような名誉な賞をいただきまして
大変感謝をしているところでございます。
良き先輩方の指導、
また同僚の皆さんのご協力を
いただいたということで、
42年間という職務を全うできたという、
そういうことから
こういう賞がいただけたという風に思っています。
いま、世の中進歩していまして、
救急、それから火災の方でも、
救急救命士の資格を取ったりというようなことで、
大変だと思いますけれども、
やはり名誉ある仕事ですので、
一生懸命勉強して、
今後、消防職員になっていただければ
先輩として大変ありがたいと思っています。」