不法投棄防止を啓発するため、
市と郵便局が連携して
パトロール車両を運行します。
出発式が19日(火)、
市役所正面玄関前で
行われました。
小諸市と市内郵便局は、
平成29年3月に
「地域における協力に関する協定」を
結んでいます。
今回は、
不法投棄の多い山間部を含め
市内全域を事業活動の対象としている郵便局と
小諸市が協力し、
ポイ捨てなど
不法投棄の抑止力となる啓発活動を
行うことに。
この日は、
その啓発に使うパトロール車両の
出発式が行われました。
パトロール車両は、
郵便配達車や小諸市公用車に
「不法投棄パトロール中」の
マグネットシールを
貼ったものです。
これにより、
日常の事業活動のなかで
不法投棄防止の啓発を図ります。
あわせて、
不法投棄物などを発見した場合は、
小諸市生活環境課または
警察署へ通報する
ということです。
小諸郵便局局長
「まちを見ていると、
あちこちにごみとか落ちていますので、
そういうものも含めて
多いようには感じていますが、
昔から考えたら
だいぶ少なくなってきているんではないでしょうかね。
うちの車両は全部で16台あるんですけれども、
1日にすると延べ1000km近く
市内を走っているような形になりますので、
そういった部分で市民の方の目に触れて、
少しでもそこら辺の
注意喚起ができたらいいかな
というふうに感じております。」
南大井郵便局局長
「佐久市境の高速道路の高架橋の下とか
結構通りがかりの車からのごみがあったり、
あとごみの集積所に通りがかりの人が
ごみを置いて行っちゃうみたいなのは
結構ありますね。
ああいう毎日市内を走っている赤い車が、
目立つ『不法投棄防止パトロール中』
っていうようなステッカーを貼ることで、
少しずつ市民の皆さんにも
「そういうことを
しなきゃいけないような状況があるのかな」
っていうのを
ちょっと考えていただければ
ありがたいかなと、
そんなふうに思いますね。」
生活環境課 担当
「やはり人目のつかない山間部に関しましては、
不法投棄は依然として多い状況になります。
市内全域を走っていただいている中で、
捨てようと思っていた方が
啓発のステッカーを見たことによって、
留まっていただける気持ちに
なっていただければ
ありがたいなと思っています。
期間を定めて、
不法投棄の啓発を
行うことができたりすればいいかな
と思っておりますし、
また5月には
『ゴミ0運動』ということで
ごみのポイ捨てを拾う活動も
しておりますので、
そういったことを
市民の皆さん大勢の方に
参加していただけたらな
と思っております。」