詐欺被害を未然に防いだとして、
市内北大井郵便局
局長 美齊津聡志さんに対し、
10月17日(木)
小諸警察署長から
感謝状が贈られました。
小諸警察署では、
詐欺被害を未然に防いだ、
北大井郵便局
局長 美齊津聡志さんへ
柳澤将司署長から
感謝状と記念品が
贈られました。
今回の事案は、
10月9日、
北大井郵便局に来店した
市内に住む70代の男性が、
「960万円を振り込みたい」と
申し出たことから
美齊津局長が
不審に感じ発覚したものです。
8月、男性客から
窓口で振り込みについて
相談を受けた時から、
不審に感じていた
と話す美齊津局長。
今回、再び男性が来店した際に、
詳しい話を聞いたところ、
「証券会社との取り引きで利益が出た」
「利益を払い出すには
保証金が必要だと言われた」などと
話したことから、
美齊津局長は詐欺を疑いました。
本人へ、取り引きを断り、
退店後警察へ通報。
男性は、今回の発覚に至るまで、
複数回わたり、
ATMから特定の口座への
振り込みを繰り返していましたが
今回は美齊津局長ら
郵便局の適切な判断で
被害の未然につながりました。
美齋津さん
「事前にお客様から相談がありまして、
投資の関係、利益と元本を払ってもらう
口座を教えたのだけど
間違えて教えてしまった
という申告があり、
証券会社と言われる会社から
間違えた口座から
組戻して正規のお客様の口座に
振り込むには
高額な保証金が必要だ
ということを
おっしゃられたので、
普通に考えると
怪しいのではないかということで
お客様の方にそれは怪しいよ
とお話はしていたんですけど、
後々お金を持参して
振り込んでくれと来たので
そこで経緯や相手方の会社を
調べてみて
絶対振り込んだらダメだよ
ということで食い止められた
という形にはなったんですけど、
事前に調べら
何度も振り込んだという履歴があり
本当に全て
防げた訳では無いので
もどかしい部分はあるのですけど、
そう言った経緯ですね。
地域密着型の機関ですので、
違和感に気づけるような
お客様との関係づくりが1番です。」
小諸警察署では、
郵便局や銀行などの金融機関は
詐欺被害を未然に防ぐ
最後のとりでとなるとして、
これからも詐欺被害防止への協力を
呼びかけていきたいとしています。