市内の園児らを対象にした
「幼児バレエ鑑賞会」が
8月23日(金)、
まちタネ広場で開かれました。
この「幼児バレエ鑑賞会」は、
小諸ライオンズクラブが
芸術体験の機会を通して、
子どもたちの感性や表現力、
想像力の基礎を養おうと
青少年育成事業として
企画したものです。
去年に続き2回目の開催となりました。
公演を行ったのは、
武蔵野美術大学発の学生有志団体
「Park Ballet」のメンバー。
バレエを親しみやすいものとして
広めていきたいと、
全国各地を回りながら、
バレエの切り抜き公演を
公園などの屋外で行っています。
この日はさくら保育園と
暁の星幼稚園の園児
140人が参加。
バレエに親しんでもらうために、
まずは子どもたちも参加しながら
楽しめる企画が用意されました。
この日の演目は
「ラ・バヤデール」
第2幕の切り抜き公演です。
舞台は古代インド。
舞姫と戦士を中心とした
複雑な恋模様や人間関係を描いた
悲しいラブストーリーです。
子どもたちは目を輝かせながら、
物語の世界に引き込まれていました。
さくら保育園の子ども
「さくら保育園。6歳。
きれいだった。
踊っているところがきれいだった。」
暁の星幼稚園の子ども
「暁の星幼稚園です。
6歳。おもしろかった。
(どんなところが
いちばんおもしろかったですか)
助けたところ。
(また見てみたいですか)うん。」
主催した小諸ライオンズクラブでは、
今後もこうした芸術に触れる機会を
子どもたちに
提供していきたいとしています。
羽柴会長
「ことしも楽しんで
クラシックバレエを
身近に感じていただけたら
と思ってまたことしも開催いたしました。
青年会議所の頃に携わった
50周年のイベントで
その当時小学生だった彼女が大人になり、
その当時を思い返り
私も地域貢献の一助になりたい
ということで参加をいただきました。
何よりも楽しんで普段触れることができない
クラシックバレエに携われて、
その中からバレエダンサーも
生まれたらなという私も
そんな願いを込めながら見ていました。
今回のクラシックバレエに限らず
いろいろなことを
私達も考えながら
提供できたらいいなと思っています。」
武蔵野芸術大学 3年 新井愛依さん
「子どもたちが素直に、
さっきソーズビーさんがお話しした通り
無垢な気持ちで評価していただけたら
うれしいなというかんじだったんですけれど、
実際に近い距離でやったので
私も音響だったんですけれど
みんなの笑顔とか見れて
すごくこっちまで元気をもらえて
いい企画だったなと思います。
まだ特に決まってはないのですけれど
今教員免許の資格も
履修中なので
今芸術大学行っていて
そういうこととも
絡めながらできたらなと思います。」
Park Ballet
企画・演出・代表ソーズビーさん
「最初に子どもたちに
『こういうふうに舞台見てね。
みんなが見ているユーチューブと同じように
あなたのいいねと
うーんがあっていいんだよ』という話を
最初にこの服で衣装ではない服でさせてもらって
それを子どもたちが
素直に聞いてくれて見ながら
ディスカッションしてくれたですね。
『これこうなのああなの』って。
それをダンサーたちが感じながら
踊れるって劇場じゃなかなかないことですので
すごくありがたいと思います。
すごくいい仲間に恵まれて
いい先方にも恵まれて
環境にも恵まれて
子どもたちにも恵まれて
こういうふうに
見られるんだな舞台はバレエは
というのを学ばせていただきました。
もちろん引き続き
私たちの力量の中で
楽しめる頑張れる
見せられる意味が通るバレエ、
他の講演もいいなと思っているんですけれど、
出し物を全国各地で公演していきながら
少しずつ「箱」を
劇場という箱を
作っていくことをやりたいと思います。
自分の表現の場所を持てる箱作りを
私たちはこの1年丁寧に
していかなければいけないなと思って、
武蔵野美術大学、
同輩にあたる
工業デザイン学科の西山と一緒に
デザイン進めていこうかな
と思っております。」