小諸市議会の会派「幸笑みらい」では、

小諸市について市民と共に考える

初の意見交換会を、

4月27日(土)に

市民交流センターで開きました。

 

「幸笑みらい」は、

誰もが幸せを実感し、

笑って生きられる未来を

作っていくことを理念に、

去年2月、今期の市議会発足時に

結成された会派です。

新人3人と3期以上の

ベテラン2人の5人が所属しています。

 

この意見交換会は、

市政の主役である市民の声を

政策に反映させていこうと

企画されたもので

「幸笑みらい」としては

会派発足後、初めての試みです。

 

意見交換会には、

会派の所属議員5人と、

市民ら10人が集まりました。

 

会の始めには、

ゲストに「浅間南麓こもろ医療センター」

保健予防課の藤井健課長を迎え、

「小諸市の地域医療の現状とこれから」について

考えていきました。

 

藤井さんは地域医療の現状について、

深刻な医師、病院不足によって

救急医療のひっ迫が起きていると説明。

集まった人たちは

医療現場の今後の課題などについても

理解を深めていました。

 

その後、

「市政に対する様々なテーマ」に関して

意見交換が行われました。

そのうち、病院への

交通手段については、

参加した市民からこんな声がー

 

「交通体系のあり方っていうのを含めて、

小諸の行政として病院が新しくなったんだから

何時に小諸の駅と病院をピストンで

無料で配送するとか、地域の中で

何時何分になれば病院に行けるバスがあるとか、

そういうことを考えていかないと

少子高齢化のことも踏まえて、

これからのまちづくり

っていうことも踏まえて、

公共交通のありかた、

市のバスのありかたっていうことを

考えていかないと、

家で病気になってそのまま、

医者に医療センターに来るにも手段がない、

車も運転できない、

タクシーもないっていう事態に

なりかねないんで。

駅前からもちろん、

坂道を上がってくる手段は、

スマートカートも今あるんですけど、

土日とかの観光の方に回っちゃってたりして。

日常の平日にもっと使えるように、

しかも、その予約もしないといけないとか、

また面倒ですよね。

そのあたりのカートの数が

もう少し増えれば、

せっかく電気で動いてるものなので、

もう少し、せっかく手段があるものを

上手く利用できていない感は

正直あるなと今感じました。

一つのご提案として、

会派としても是非受け止めて

一般質問、その他等で、

市政にしっかり

提案させていただこうと思います。」

 

その他にも、

「人材育成が地域の活性化につながる」

という意見や

「子育て世代が住みやすい街を求める」

声が挙がり

議員らは真摯に受け止め回答していました。

 

「これからは私も

市長にお願いしていきたいのは、ソフト面。

子どももそうですし、

高齢者の方もそうですし、

こちらに通ってらっしゃる

いろいろな地域の方

いらっしゃると思いますので、

その方々がどうやって

小諸で住みやすく、

施設を利用していただけるか

っていうところが、

今度は人に対する投資、

お金だけではない

いろいろな仕組みづくりが

必要かなと思ってはおります。」

 

様々な意見が挙がったこの日の意見交換会。

「幸笑みらい」では、

今後もこうした取り組みを

継続して行っていきたいとしています。

 

参加者

「自分も県会議員長く16年やってましたので、

女性たちが増えることがいいことだと思って。

一年間振り返って、

どんなことしているのかな

っていうのを見てみたかったです。

女性がいっぱい出た分、

変わらないといけないなと思うので、

それを今日のところ見ましたら、

みんなそれぞれが

一生懸命やっているので、

小諸は変わっていくかな、

またはもっと大勢出てきてもらって

女性たちに、

そんな思いで。

今日はいろんなご意見が、

少人数だったので

皆さん出せて

よかったのではないかなと、

期待できるなと思いました。」

 

参加者

「やっぱり小諸市は

こういう議員さんがいるために、

市民と議員が一緒になって

小諸市をよくしてくれる。

ただ、議員に出て何をやっているのか

全然分からないんじゃなくて、

みんないろんなことやってくれて

とってもありがたいと思っています。

感謝してます。」

 

代表中村美奈子議員

「今回初めて、「幸笑みらい」の

5名の議員と市民の皆さんということで、

意見交換会させていただいて、

医療センターの方の

勉強会も含めてさせていただいて、

市民の皆さんからは非常に勉強になった、

そして、自分たちが思っていることを

言えたということを聞きまして、

とてもいい機会になったと思います。

市民の皆様がほんとに喜んでくださった

というのが印象的でした。

今後も継続して、会派として

「幸笑みらい」として

続けていきたいと思っておる次第でございます。

できれば、年に何回かっていうのを

目標にしていきたいと思います。」