小諸城大手門すぐ隣の古民家が、

蕎麦の甘味を中心としたカフェ

「クローブカフェ」として生まれ変わりました。

今月26日(日)までプレオープン中です。

 

大手門に隣接する古い邸宅を改修し、

先月29日(日)からプレオープン中の

「クローブカフェ」。

 

​旧北国街道沿い本町角にある

「そば蔵 丁子庵」を運営している

有限会社丁子屋の新規事業です。

 

クローブはお菓子作りの

スパイスによく使われる実のことで、

和名で「丁子」と呼ばれます。

クローブの実の色であるえんじ色を

カフェのテーマカラーとし、

木材のあたたかみとえんじ色で

まとまった店内になっています。

邸宅の元々の素材を

できるだけ生かすことを意識して

デザインにこだわったようです。

 

ロゴマークは小諸市のイラストレーター

しょうじさやかさんに依頼。

「大手門の軒の下でカフェタイムを楽しんでほしい」

という思いを込めました。

 

そんな老舗そば店が営む

「クローブカフェ」で提供されるのは、

もちろん〝そばスイーツ〟。

シュークリームやロールケーキなど

7種類のスイーツがあり、

全てのスイーツに

そばの実やそば茶パウダーなどを

混ぜ込んでいます。

 

なかでも「そばソフトクリーム」と

熊笹(くまざさ)ソフトクリーム」は、

過去に丁子庵でも提供されていて、

およそ20年ぶりに復活。

それぞれそばと笹の葉の風味が豊かなスイーツとして、

根強い人気を誇っています。

 

辛島キャスターリポート

「こちらそばソフトクリームです。

この黒いコーンも珍しいですが、

こちら竹炭を使ったコーンだそうです。

いただきまーす!

う~ん甘くておいしい!

なんでしょう、

ちょっとこのザラッとした食感と言いますか、

あとはスッと口の中ですぐ溶けてしまいます。

とてもやさしい甘さでおいしいです。」

 

また、こだわりのコーヒーなど

12種類のドリンクメニューの他、

アルコールも用意。

店内やテイクアウトでの飲食はもちろん、

開放的な空間と庭を楽しみながら味わうスペースも

外に設置されています。

 

さらに、小諸産の果物を使ったジュースやジャム、

クラフトビールも販売。

そば関連の土産品も充実しています。

 

塩川店長

「市内の方はもちろんなんですけれども、

いろいろなSNSだとかを見て

来ていただく方が多いです。

あと大手門から観光客の方も増えてきました。

旧大塚邸様の建物を引き継いで

リノベーションしたところに

関心を持ってくださるお客様が多くて、

館内を見てくださったり、

スイーツに関しても

そばソフトクリームですとか

熊笹ソフトクリームだとか、

昔からの人気商品がまた復活して

喜ばれております。

社長のコンセプトの一つとして、

やっぱり〝信州のものと、

小諸のもの、そばのもの〟

っていうところがこだわりの一つでしたので、

なるべくそこは忠実に

お店から提供したいと思ってまして、

スイーツですとか、

おやきですとか、

飲み物に関しても果物は

地元産を使ったりとか、

提供したいと考えております。」

 

「クローブカフェ」の営業は、

午前10時から午後6時まで。

定休日は木曜日となっています。

およそ1か月のプレオープンを設けたのち、

冬の準備期間を経て、来年の桜の季節に

グランドオープンを目指すということです。