小諸・佐久観光地域づくりプロジェクトが企画する

信州のワイナリー・酒蔵を巡るバスツアーが、

2日(土)に行われました。

 

このバスツアーは、小諸市や佐久市、

また観光局や地元の交通機関などで構成する

「小諸・佐久観光地域づくりプロジェクト」が企画。

小諸・佐久地域の酒の魅力を伝える

旅行商品を開発するため、

モニターツアーとして今回初めて行われました。

 

商工観光課 田中さん

「小諸市内はことしで小諸ワイン50周年ということで、

ことし新しくワイナリー1つできて。

また酒蔵に関しても、

佐久地域には13蔵あるということで、

お酒と地域の観光という部分で、

つなげることができれば、

もっと多くの方にこの地域の魅力が

伝わるんじゃないかなというふうに考えて

バスツアーを企画しました。」

この日は、小諸市内のワイナリーを巡るワインツアーと、

佐久市内の酒蔵を巡る日本酒ツアーを開催。

 

小諸で行われたワインツアーには、

県内外から、あわせて18人が参加しました。

 

佐久平駅、小諸駅を出発し、

諸にあるマンズワイン小諸ワイナリーと、

糠地にあるテールドシエル

NUKAJI WINE HOUSEを見学。

 

そのうち、テールドシエルの見学では、

ぶどう畑の散策とワインの試飲が行われました。

 

テールドシエルは、

ぶどうに付着した酵母である野生酵母を

自然に発酵させる手法を取り入れるなど、

自然派にこだわったワイン造りをしているワイナリーです。

 

案内役は、栽培・醸造責任者の

桒原 一斗さん。

参加者からの質問を受けながら、

ぶどう栽培へのこだわりなどを説明しました。

 

最後は、NUKAJI WINE HOUSEで、

自社ワイン「糠地ルージュ 2022」と、

受託醸造のワイン「風薫る シャルドネ 2022」を試飲。

 

参加者らは、ワインの奥深さに酔いしれながら、

大いに盛り上がっている様子でした。

 

参加者

「きょうは小諸から。

作っているものを見て、

どこの風土とかを感じて、

そこで飲めるとまた一味違って、

すごくよかったなと思いました。」

 

「きょうは東京から来ています。

(この情報はどちらから?)

こもろ観光局さんのツイッターを

もともとフォローしていて、

そこでちょうどツイートされていたので、

ちょうどよいタイミングだなと思ってきました。

それぞれのワイナリーさんが、

それぞれの考え方で、

ワインを造っているというのを伺って、

それを知ることで味も

より深みを感じられたかな

というのが感想です。」

 

「茨城県から来ました。

ビールとかは調べていたんですけど、

ワインは材料から気を付けてつくられている

ということをきょうお伺いできて、

違いが理解できるようになったのかなというので

とてもありがたく思っています。

(今後またこのようなツアーがあったら

参加したいと思いますか?)

そうですね、ぜひ参加したいと思います。」

 

小諸・佐久観光地域づくりプロジェクトでは、

今回のツアーを参考にしながら、

小諸・佐久地域の酒の魅力を伝える

新たな旅行商品を開発していきたいとしています。

 

商工観光課 田中さん

「今回初めての開催だったんですけれども、

皆様の反応がとても良くてですね。

今後への期待が持てたなと感じています。

今回、皆様からアンケートでお答えいただいて、

例えば食事付きのプランはどうなのかとか、

宿泊付きのプランはどうか、

また先ほど新幹線で来られた方も

いらっしゃいますけれども、

そういった交通を組み合わせたプランによって

この地域へ来ていただくお客様を増やす、

また楽しんでいただく、

そんな商品が作れればと思っております。

こういったテーマ別の観光というのは目的をもって、

わざわざその地域に赴くという意味で、

従来の観光との違いがありますので。

遠方からでも来たくなる、

そんなツアーを

今後も作れればいいなと思っています。」