空手道の県大会で優秀な成績を収めた小中高生が、

全国大会に出場します。

これを前に8月25日(金)、

選手たちが市長を表敬訪問しました。

 

この日は、全国大会に出場する選手4人が、

保護者と共に市役所を訪れました。

 

今回全国大会に出場するのは、市内の空手道場に所属する

野沢北高校3年の前所海羽さんと、

小諸商業高校2年の内藤來珠さん、

その妹で小諸東中学校3年の内藤純瑠さん、

野岸小学校2年の塩川比加李さんです。

 

4人はことし5月に行われた

全日本空手道松濤館北信越大会の組手競技で

上位3位内という優秀な成績を収め、

全国大会への切符を手にしました。

内藤來珠さんは今回が初の全国大会で、

他3人はこれまでも全国大会を経験しています。

 

市長と教育長は選手たちに応援の言葉と激励費を贈り、

選手たちもそれに応えるように意気込みを語りました。

 

前所海羽さんは、北信越大会での準優勝が、

今回の全国大会出場の決め手に。

また、インターハイ予選となる東信大会で1位、

県大会で2位となり、

7月に北海道で行われたインターハイに出場しています。

 

前所さん

「やっぱり大きな舞台で緊張とかもあって、

2試合目だったんですけど

まだ体がちょっと慣れてなくて、

緊張とかで自分の技が出せなかったので、

今度の全国大会では出せたらいいなと思います。

どんなときでもよく「ニヤニヤしてる」

って言われるんですけど、

でも笑顔は心掛けてて、

やっぱり緊張していても

笑顔でいるところは強みかなと思います。

一戦一戦今までの課題とかもすべて改善して、

試合に臨んで入賞したらいいなと思います。」

 

内藤來珠さんは、北信越大会で3位に。

さらに、指導を受けている小諸市空手協会

木内師範の推薦を受けて、全国大会出場が決まりました。

 

來珠さん

「すごい嬉しかったっていうのもありますけど、

でも自分が行って通用するのか

みたいなのが心配だったんですけど、

でもワクワクしてるので結構楽しみです。

強みはやっぱりガタイと身長なんですけど、

課題はすぐ焦っちゃうっていうか、

それを治して冷静にやっていけば

勝てるのかなって思います。

体力もそんな無いので、

そこも言われたりして、

あとは試合の間合い…

〝間合い〟っていって距離があったり、

そこも近いって言われたり、

結構ダメ出しが多いです。

間合いは、練習でも試合を結構やったりして、

それで感覚を掴むようにしています。

悔いなく楽しくやって優勝していきたいです。」

 

妹の内藤純瑠さんも、北信越大会は3位でした。

空手歴8年目で、全国大会出場資格を獲得したのは

小学生時代からあわせて6回目です。

ことしは3月に京都で開催された

全国中学選抜大会にも出場しています。

 

純瑠さん

「今回の大会では、

入賞はもちろんなんですけど、

今まで練習してきた自分の成果を

発揮できればなと思っています。

強みは、試合のときに

みんなで行動しようとかじゃなくて

別に孤独でも全然いけるしみたいな感じで、

課題は、やっぱりメンタルがまだ弱いから

強くしたいなとは思っています。

試合になると弱くなったり、

練習で出せてた技が出せなくなるから、

そこは何回も言われています。

中学校最後の大会なので、

本当に悔いの残らないように

全力を出したいなと思っています。」

 

塩川さん

「塩川比加李さんも、北信越大会は3位。

去年から大会に出始めたにもかかわらず、

全国大会出場はことしで2年目です。

兄の影響で幼少期から空手に触れる機会があり、

自然と空手を始めたと言います。」

 

塩川くん

「緊張してます。

去年は良い成績を残せたので良かったと思います。

できれば優勝を目指したいです。」

 

4人は、今月24日(日)に日本武道館で行われる

第9回全国空手道選手権大会に臨みます。