園児らを対象にした「幼児バレエ鑑賞会」が

8月22日(火)まちタネ広場で開かれました。

 

この「幼児バレエ鑑賞会」は、

小諸ライオンズクラブが芸術体験の機会を通して、

子どもたちの感性や表現力、想像力の基礎を養おうと

青少年育成事業として企画したものです。

 

公演を行ったのは、武蔵野美術大学学生有志でつくる

「Park Ballet」のメンバー。

バレエの切り抜き公演を公園など屋外で行い、

バレエを親しみやすいものとして広めていきたいと、

ことしから本格的な活動を始めています。

 

この日はさくら保育園の園児およそ60人が参加。

バレエに親しんでもらうために、

まずは子どもたちも参加しながら

楽しめる企画が用意されました。

 

この日の演目は

バレエ「エスメラルダ」より第2幕・嘆きのパドドゥの

切り抜き公演です。

 

美しいジプシーの娘と婚約者との物語を

事前に子どもたちにわかりやすく説明した上で

学生たちが情感豊かな踊りで表現しました。

 

子ども

「すごかった。きれいだった。

服がかわいかった。

バレエが楽しかった。観るの。」

 

公演終了後には、

学生たちと子どもたちがふれあう場面も。

子どもたちにとっては屋外で気軽に

芸術作品に触れることが

できる貴重な機会となったようです。

 

 

Park Ballet代表 ソーズビーさん

「子どもたちの反応がここで反応するんだ、

というところと、

あ、ここで見入るんだというところが分からなくて、

でもそれがこっちも分からない状態というのは

ひとつ学びになったので、

大人同士だったら絶対に分からない、

忖度のない批評がもらえたというのは

すごくうれしいなと思いました。

こうやって地域にお邪魔して

重要文化財の建物が並んだ

元々城下町のこんな素敵な場所で

公演させていただいて、

ここに私たちが行ったというのを

元々観てくださった方が知るだけでも

地域貢献になるんじゃないかなと思いますし、

私たちもそれをこの目で知ることで

今はまだ一作しかないですけど、

ゆくゆくこの場所にはこういった作品という

風に西洋のものかもしれないけど

日本で親しまれているバレエが

なぜ日本でも親しまれているか、

なぜ何世紀にも渡って親しまれているか

ということを乱暴ではあるけれど、

バレエをドライに温かくオープンに

披露してつなげられたらなと思うので、

もちろん地域でお手伝いできることがあったら

私たちで良ければ舞に行きますし、

私たちも教えてほしいことがたくさんなので、

教えていただいたことを

どう恩返しするかということを

考えなければいけない。

デザイン。美大生頑張ります。」

 

主催した小諸ライオンズクラブでは、

今回こうした公演が実現した背景と

今後の活動の展望をこう話します。

 

羽柴会長

「何よりも子どもの笑顔が見られたのが

何よりの幸せですね。

私が青年会議所時代に

50周年記念事業に携わったのですが、

その際に参加していただいた小学生が

大人になって武蔵野美術大学に通っていて、

今回のパークバレエの

構成メンバーにいるんですけれども

私が今ライオンズクラブで

奉仕活動等活動しているというお話をしたら

ぜひ自分たちも地域貢献に携わりたい

とおっしゃっていただいて、

主催のソーズビーさんにお話ししたところ

快くご快諾いただいて、

今回の講演が実現できた

という格好になります。

やってきた甲斐があったというところですね。

今お話ししたように

私たちの活動だけでなく波及するような活動を

これから続けていけたらなと思います。」