放送法第6条の規定に基づき、放送番組の適正を図るため、会社の施設区域内に住所を有する学識経験者の方々に審議委員を委嘱し、審議会を開催して自主放送番組についてご審議いただきました。
【日時】 令和3年9月16日 木曜日 13時30分~
【場所】 Zoom開催(コミュニティテレビこもろ西館 2階会議室)
【出席者】番組審議委員:
甘利庸子(会社経営)
大塚禎三(歯科医師)
清水隆利(飲食店経営)
栁澤学(小諸市役所総務部長)
欠席:山下千鶴子(教育委員) ※50音順
放送事業者:
荻原守 (専務取締役)
後藤理恵(報道制作部部長)
西和成(報道制作部課長)
井部美幸(報道制作部)
【次第】
- 開会
- ㈱コミュニティテレビこもろ専務 荻原守 挨拶
- 議事
(1)前回審議会後の取り組み等について
「コミュニティテレビこもろYou Tube」視聴
(2)その他 番組に関する要望・提案等
- 次回開催について
- 閉会
3.議事
(1)審議会後の取り組み等について
別紙「2021年3月番組審議会以降の出来事」参照
後藤 |
|
西 |
|
―「コミュニティテレビこもろYou Tube」一部抜粋 ―
大塚委員 | 楽しく拝見させていただいた。あれほど動画を作成していることを知らなかった。テレビ離れがあるが、新しい試み素晴らしい。認知度が上がれば再生回数増える。 |
清水委員 | 楽しく見させいただきました。西さんが色んなことにチャレンジするのが面白い。前に、CTKの裏側にスポットを当てたいと言ったが、それが現実になってきている。すごく親近感が湧く。視聴回数を見たら、「密着小諸人」の再生回数が多くて驚いた。しっかり皆さん見ているのを感じた。見やすいように短い時間で作られている。 |
栁澤委員 | 楽しく拝見させていただき、YouTubeは大勢の方に見ていただいてなんぼなのでより多くの方に見てもらうことが大切だと感じた。皆さんのキャラクターが立っている。ファンの方にも嬉しい。方言の動画面白かった。工夫大切。 |
甘利委員 | 今回Zoom開催で、Zoomの良さを感じている。YouTubeも積み重ねていくとだんだんファンが出てくるので、これからも続けてほしい。 |
後藤 | これからも続け、災害時にも活用したい。テレビではお見せできていない素顔や放送の裏側をお見せして、CTKに親近感を持っていただいて、さらには加入者増につながっていけばいいと思ってる。審議員の皆さんのご意見いただいて実現したので感謝している。これからも西課長を中心にYouTubeも頑張っていきたい。 |
(2)その他 番組に関する要望・提案等
大塚委員 | コロナで番組制作にも規制がかかってしまっていると思うが、その中でニュースソースを最大限に駆使されてると感じる。ワクチン接種については皆さん敏感になっているが、そこに関しても情報公開している。これから第6波に向けて、然るべき体制を整え維持していってほしい。いざという時に頼りになる番組を作っていってほしい。 |
清水委員 | 飲食店にとってもコロナは大変なことで、CTKが飲食店のことや色んな事業者に対して協力してやっているのを感じる。すごく感謝している。イベントが自粛になっているが、それをどう開催していったらいいか、対策なども一緒に考えられたら。自粛でストレスを感じている方もいらっしゃいますし、少しずつ開催して皆さんとのコミュニケーションをとれるように、CTKと協力してやっていけたらと思う。キャスターの方を身近に感じてきたので、キャスターの方と市民の方とが、交えるような番組ができたら面白いと思う。例えば外遊びなど。 |
栁澤委員 | 先ほど西さんから台風19号の話が出たが、小諸市とCTKで災害時の連携協定組んでいるが、CTKと連携しているのを忘れていて、もっと情報を出して放送していただければ良かったと思う。これからはより連携して市民の皆さんに情報提供できれば。ご協力お願いしたい。 |
甘利委員 | 半年前くらいは小諸市のコロナ状況どうかなと思うとCTKのニュースを見て確認していたが、最近はCTKのコロナへの関心が薄くなっているのか、人数だけで終わってしまっているので、見なくなってしまった。現在も美南ガ丘小学校が休校になっている。子どもたちにとっての1週間はとても長い。あえて名前を伏せているのかもしれないが、保護者にとっては重要なことで、情報を正確に知ることが大切。そこを真摯に向き合ってNEWSを取り上げてほしい。それでこそ地域に根付いたCTKの意義。 |
荻原 | 地域に密着しているからこそのジレンマがあり、どこまで報道していいものか非常に難しい。例えば詳しい情報を報道した場合、その情報はメリットになるか。市民にとってメリットになるのであれば流す必要があるが、いたずらに危機感だけ煽ってしまってもいけない。変な憶測が飛び交ってしまわないか。 |
甘利委員 | ワクチンを受けていない子たちが感染している。サラっと流されると伝わらない。どんな場面で感染するのか報道で学ばなければならない。手洗いやマスクを鼻までするように子どもに気を付けさせることができる。ワクチンを打っていない子どもたちがいて、大人の行動が小さい子に及ぶことを忘れてはいない。「小学校で出た。そのために休校になっている」というニュースと、「感染者は10代の女性1人」というニュースでは、全然受け止め方が違う。 |
大塚委員 | 小中学生まだ接種できない状況。個人名まではどうかと思うが、クラスターが発生した場合は、その地域に拡散するのを予防するため学校名を報道機関からアナウンスすべきだと思う。 |
清水委員 | 自分も子どもがいる立場なので、正しい情報は知りたい。そうでないと噂が広がる。 |
栁澤委員 | どこの小学校の何年何組という情報を報道機関に出すべきだと言うのは酷だと思う。長野県が情報管理していて、細かい情報は出さないでほしいとなっていると思う。事業所として出すかは別の問題で、例えば小諸市役所で職員が陽性になった場合、プレスリリースしている。小中学校でクラスターが発生した場合も出すことになっているが、一人、二人の感染について、それを全市民の方に出すのはどうなのかなと思った。 |
後藤 | 8月にレベルが上がった際や、一気に12人感染したときに、緊急に市長にインタビューさせていただいて、感染経路の状況も詳しく説明していただいて、小諸市公式YouTubeでも流していただいた。皆さんに注意を呼びかけてきたつもりだったが、今回は小諸市で情報が公表されていないことと、配慮が必要だと判断した。学校名を出すことでなくても、もっと子どもたちや親御さんたちに対して、他の方法で情報を流すことができたのかなと思う。市民の皆さんがどんな情報がほしいのか意識しながら、報道に携わっていきたい。皆さんからいただいたご意見を参考に、あらゆる皆さんに「やっぱりコミュニティテレビだよね」と思っていただけるように頑張りたい。 |
甘利委員 | 報道の規制や立場があることはみんな承知している。保護者の方は自分たちで情報を集めて、自分なりに子どもを守ろうとしている現実がある。クラスターが出てからの報道では意味がない。クラスターにならないように、自分の子どもそこにいたなと思ったら、PCR検査受けさせることだってできる。気づける情報は非常に大切。中傷や傷つけるとかいうレベルではなくなってきている。規制があることも承知しているので、大事な子どもたちをどう守るかを考えたら、報道をどうするかおのずと答えが出てくるのではないか。 |
4.議事
令和4年2月か3月に予定。
5.閉会
1時間25分にわたり審議していただき14時55分に閉会。