今月1日から7日までは、

水道についての

理解・関心を高めることを目的とする水道週間でした。

これにあわせ、今月2日(金)

小諸市水道工事協会に加盟する12社が、

高齢者宅を対象とした

水回りの点検ボランティアを4年ぶりに行いました。

 

この活動は、平成15年から

小諸市水道工事協会が6月の水道週間にあわせ、

毎年行っているものです。地域の高齢者とのつながりを構築し、

水道の急なトラブル発生時に

相談先として認知してもらうねらいがあります。

 

 

コロナ禍でこの3年は

活動が中止となっていましたが、

4年ぶりとなったこの日は、

小諸市水道工事協会に所属する

12社が参加しました。

 

今回は、市内を5ブロックに分けて実施。

対象地区である

東部地区、西部地区、

それに、北大井地区、大里地区、西小諸地区の

一人暮らしの高齢者宅や高齢者のみの世帯37軒を

6班に分けて回りました。

また、地域の民生委員も

会員らとともに、点検する高齢者宅を訪問しました。

 

訪問先の家では、

40年近く使ってきた洗面台を点検。

漏水や電気チェックなど

一つ一つ確認していきました。

 

点検を受けた高齢者は、

一人暮らしでなかなか手が行き届かない

水漏れ点検をしてもらい、安心した様子でした。

 

点検を受けた高齢者

「40年くらい替えてなかったから、良かったです。」

 

清水匠会長

「水道工事協会はですね、

6月1日から6月7日まで全国で水道週間とかあるんで、

この水道週間に合わせて普段、

我々公共事業がやっていますので、

地域のみなさんにね、

少し我々の技術を生かしながら

恩返ししたいということで始めたのが

やっぱ発端ですけどね。

毎年毎年この水道週間に合わせて

高齢者のお宅の水回りの点検をさせてもらおう

ということで始めていますけどね。

なかなか高齢者になると、

たとえばパッキンなど

自分では替えられないとかね、

冬場はやっぱり寒冷地ですからね、

凍結、水道水ですから

凍結することがあるんですけれども、

それは冬になってみないと分からないこともあるので、

今の時期に凍結防止の点検などをしながら、

またみなさんに

安心していただこうということでやっております。」