小諸市は、浅麓工業企業組合と

災害時における避難所ごみの対応支援に関する協定を

1日(木)に締結しました。

 

市役所で行われた調印式には、

浅麓工業企業組合の

桜庭哲也代表理事をはじめ役員他2人と、

小泉市長ら市の関係者が出席しました。

 

浅麓工業企業組合は昭和45年に設立。

市内で家庭ゴミなどの一般廃棄物や、

し尿の収集運搬をはじめ、

浄化槽や農業集落排水処理施設などの汚水処理を手掛け、

地域を衛生的に保つ役割を担っています。

 

昨今の災害の頻発化・激甚化を踏まえた今回の協定。

小諸市で災害が発生し、

避難所を開設する必要が生じた際に

避難施設における良好な環境確保のため締結されました。

 

災害時にはごみ箱などの供給・設置をはじめ、

浅麓工業企業組合のノウハウの活用により、

避難所ごみの対応支援体制を図ります。

 

あいさつに立った小泉市長は、

未来の小諸への思いについてこう述べました

 

「浅麓工業企業組合さんが今すぐにできること、

今回の協定により設置される避難所のごみ箱1つからですね、

たとえ災害時であってもよりよい生活環境を維持したい、

こうした取り組みをこつこつ積み重ねることが

御社の言う理念だったという風に感じたところであります。

小諸市としましても未来の小諸へつなぐ思いは

同じだという風に思っております。」

浅麓工業企業組合は

平常時から市の活動などに参加し、

「顔の見える関係づくり」を構築することで

連携強化に努めていくとしています。

 

理事長

「近頃は、いつどんな時に災害が起こるか分からない

という時代になっていますよね。

私たち普段ですね小諸市内を、

ごみを初めとした一般廃棄物の収集に

回らせていただいているのですが

その中で災害時にも当組合で

協力できることがあるのではないかという

発想から今回の調印式というものになりました。

ごみ収集車に手を振ってくださる方が

だいぶ増えたという風にスタッフの方から聞いております。

これは一昔前だと考えられないような状況なのですけど

私含めて全職員がうれしく思っております。

その期待に応えられるような仕事をしっかりやっていく。

皆さまの衛生的で快適な当たり前の暮らしを守るのが

私たちの使命だと思っていますので

日々業務を怠らないように

がんばっていきたいと思っておりますので

緑色の車を見たら

皆さん手を振っていただけたらと思います。」