小諸交通安全協会の定期総会が
先週23日(月)にベルウィンこもろで開かれました。
この日は、来賓や交通安全協会の役員をはじめ、
会員らおよそ40人が集まりました。
会の冒頭には、出席者全員で
昨年度、県下で発生した交通事故により、
犠牲となった人たちを悼み
黙とうを行いました。
総会では、毎年、交通安全の推進に尽力した人や、
無事故無違反で優良運転に努めた人などへの
表彰を行っています。
長野県警察本部長・
長野県交通安全協会長連名表彰では、
交通功労者表彰1人、
5年以上無事故無違反に努めた優良運転者表彰1人、
交通功労団体として1団体が受賞。
小諸警察署長・小諸交通安全協会長連名表彰では、
交通功労者表彰4人、
3年以上無事故無違反に努めた優良運転者表彰4人
交通功労団体として1団体が受賞しました。
小諸警察署から優良運転者表彰を受けた、
与良支部の小林毅さんが
受賞者を代表して挨拶に立ち、
更なる交通安全の向上に向け
決意を述べました。
「本日の受賞を契機といたしまして、
交通事故のない、安全に暮らせる地域社会の実現に向け、
なお一層の努力を捧げて参る所存でございます。」
小諸交通安全協会の
伊藤正直会長は、
表彰を受けた人達の高い安全意識が
市の交通安全にとって
大きな原動力になっていると話しました。
一方で、小諸市では高齢者の歩行中の事故などが
例年と変わらず増加傾向であることに触れたうえで、
挨拶でこのように述べました。
「どうか本日ここにご参集いただきました皆様は
リーダーシップをお取りいただき、
市民一丸となり安心安全な地域づくりを推進し、
皆様と共に交通安全の意識を向上し、
この小諸市から悲惨な交通事故が
1件でも減らすことができますように、
皆様と強力なつながりのもと、
これから交通安全運動に邁進して参りたいと思います。」
小諸交通安全協会では、昨年度、
小諸駅付近を通行中の高齢者に向けた
夜光反射材の配布や、
人波作戦などを通して
高齢者事故防止を呼びかけました。
前年度と比較した
去年の市内交通事故の発生状況については、
発生件数は同数、負傷者は1人増でしたが、
死者は2人減という結果になりました。
しかし、先月8日には市内で交通死亡事故が発生しています。
死亡事故ゼロ日数は512日でストップしました。
小諸交通安全協会では、
引き続き啓発活動に努める他、
交通死亡事故抑止目標を「1人以下」に掲げ
活動していくとしています。