6月1日から7日までの一週間は

水道に関する理解と関心を高め、

公衆衛生の向上と生活環境の改善を図る

全国水道週間とされています。

 

これを前に日頃の水の恵みに感謝する

小諸市の水道感謝祭が、

18日(木)、チェリーパークラインの入り口にある

野馬取水源地で行われました。

 

野馬取水源地は、

大正13年に作られた小諸市上水道の発祥の地です。

 

以来99年間、小諸市では、川やダムなどの水を使うことなく、

この野馬取水源地をはじめとする

市内に19か所ある水源地によって

市民へ供給する水を賄っています。

 

水道感謝祭は、日頃の水の恵みに感謝し、

水の安定供給や水道事業の安全を祈ろうと、

毎年この時期に行われています。

 

この日は小泉市長をはじめ、市議会議員や関係区の区長、

それに水道事業に携わる事業者などおよそ30人が参加。

 

市長は来年の給水開始100周年に向けて、

小諸市の水道事業へ気持ちを新たにしていました。

 

また市長は、

「水道事業を安定的に継続して維持していくために、

公民共同体 株式会社水みらい小諸を設立し

組織運営の強化に取り組んでいる。」として、

「今後国の動きを注視しながら、

経営基盤強化に取り組んでいきたい。」などと話しました。

 

続いて行われた神事では、

ほこらを清めた後、出席者らが順番に玉串を奉納しました。

集まった人たちは、

水の安定供給や水道事業の安全を願い、

祈りをささげていました。