中村区では、区民に防災意識を高めてもらうための

防災訓練を今月12日(日)に行いました。

 

中村区では、万が一の際に備え、

農繁期を迎える前のこの時期に

公民館の主催で防災訓練を行っています。

 

コロナ禍で3年ぶりの開催となったこの日の訓練。

区の女性を中心に結成された中村区自衛消防隊をはじめ

およそ30人の区民が訓練に参加しました。

 

訓練では3グループに分かれて

火災や災害発生時に必要な動きを学びます。

参加した女性たちは初めに、区の消防団員を講師に、

「消火栓」の使い方を教わりました。

 

参加者らは、

実際に「消火栓」にホースをつないで用水路まで伸ばすと、

水を出し放水するまでの流れを、

皆で協力して実践していました。

 

参加者

「初めてやらせてもらったんですけれども、

持っているのが結構重くて、

水がくるたびにくるからなおさら重くて

びっくりしたくらいなんですけれども、

これで実際ドキドキしているときに

そういうのができるだろうかと

今本当に静かに物事考えなければならないなと思って、

あとこれで家に帰って近くに消火栓があるので、

消火栓のボックスをよく見てみようと思って

みなさんと話をしたところです。

みんなで声を出し合うということが大事だなと思いました。」

 

一方、消火器を使った初期消火訓練では、

消防署の職員が使用上の注意点などを指導。

 

説明を受けた参加者らは、

実際に火災に見立てた的に向かって、

水消火器を放ちました。

 

また、区で常備している「発電機」の操作方法の指導も行われ、

参加者らが、いざという時に備えて真剣に説明を受けていました。

 

館長

「区民のみなさんが安全安心で暮らせるような体制をとっていきたい。

その中の一つとして万一火災等が発生したときに

初動がうまく取れるような体制を作るということで、

みなさんに必要な知識を与えて

役立てていただけたら

ありがたいと思ってやっています。

今後も引き続きこれを続けられれば

最高に良いかなと思っております。」