小諸市議会3月定例会の

最終日の本会議が先週17日(金)に開かれ、

この日の追加議案も含めて、

提出されていた議案をすべて可決し閉会しました。

 

3月定例会には、初日に、

新年度の一般会計当初予算案をはじめ、

今年度の一般会計補正予算案、

それに条例改正案などが提出されています。

 

この日は、

新年度、令和5年度の一般会計補正予算案として、

歳入・歳出それぞれ、1億7千100万円が追加されました。

 

これは、新年度の

新型コロナワクチン接種事業に伴う費用を始め

マイナンバーカード取得を円滑に進めるため、

休日、夜間対応窓口を設置するためにかかる費用や

保育士不足に対応するための

保育士派遣業務委託料などとなります。

 

新型コロナ感染症について、国はことし5月8日から、

感染症状の位置づけを、現在の2類相当から

5類感染症に位置づけることとするとしています。

その中で、新型コロナワクチン接種については、

令和5年度の1年間、

現行の特例臨時接種の実施期間を延長し、

接種にかかる費用は国が全額を負担する方針です。

 

これに伴い小諸市では、

ことし5月8日から8月末までの期間、

重症化リスクが高い、

65歳以上の高齢者と基礎疾患を有する人など。

それに、医療機関や高齢者施設、

障害者施設の従事者などを対象に

ワクチン接種を実施します。

対象者はおよそ1万8千800人です。

 

ことし9月以降は、

追加接種可能な5歳以上の市民を対象に、

希望者に対し、接種を行う計画です。

 

なお、令和5年度は、

個別接種を中心とした実施体制で対応し

補完的に集団接種を実施します。

集団接種会場のコンテナハウスは残す方針です。

なお、ことし5月からの接種対象者のうち、

65歳以上の人へは来月・4月中に接種券を発送予定です。

 

追加された補正予算案は

この日の予算決算委員会での審議を経て、

本会議で可決。

そのほか提案されていた議案もすべて可決しました。

 

今年度・令和4年度の一般会計は

歳入・歳出の総額で190億5800万円。

 

新年度・令和5年度の一般会計は、

最終日に追加された分を含め、

総額で182億8千100万円となります。