きょう1日、小諸市議会「2月臨時会」が開かれ、

新しい小諸市議会がいよいよ動き出しました。

注目の正副議長選挙についてお伝えします。

 

正副議長は、本会議の選挙で決定します。

きょうは、本会議開会前に開かれた議員全員協議会で、

2期目となる、無所属の楚山伸ニ氏と

3期目となる市誠会の丸山正昭氏が

議長選へ立候補し所信を表明。

それぞれ、市民の市政への関心を高める取り組みなど、

「議会改革」の重要性を訴え、

選挙に臨みました。

 

続いて行われた本会議ではまず、議長選挙が行われました。

議長が決まるまでの間、臨時議長は、年長者の議員が務めます。

今回は清水喜久男氏が仮議長を務めました。

 

議員一人一人による投票が行われ、続いて開票となります。

開票の結果、議長選では、

丸山正昭氏17票

楚山伸二氏1票となり、

丸山正昭氏が議長に選出されました。

なおきょうは一人の議員が欠席のため

出席議員18人での選挙となりました。

 

丸山正昭氏は、これまで市議会では、副議長、

産業建設委員長などを歴任しています。

 

本会議の議場で挨拶に立った丸山氏は、

議長就任にあたり、抱負を述べました。

 

「一期二年、職責の重さに身の引き締まる思いです。

この二年間、自ら知り、気づき、感じ、

行動へと動いていく所存であります。

また、いろいろな事案に対し、

意見を多く出していただき、議論を重ね、

一つ一つ解決を図り、前に持っていくつもりであります。

一人一人が議員として明るく物事に対処し、

一人ではみだしの無い議員活動をしていただくため、

議会にて承認された議案等については、

自発的に考えていただき、

前を向き、行動を起こしていただければと思っております。」

 

議長選挙に続いて副議長選挙が行われました。

 

副議長選挙に立候補したのは3期目となる

公明党の土屋利江氏です。

開票の結果、出席議員18人中、

土屋利江氏18票となり、

土屋氏が副議長に選出されました。

 

土屋利江氏はこれまで、

議会広報委員長や市民福祉委員長などを歴任してきました。

副議長就任を受け、抱負をこのように述べました。

 

土屋氏

「責務の重さに身の引き締まる思いでございます。

コロナ禍においてここ数年、

議会報告会を開催することができませんでしたが、

新たな市民参画の方法である、

オンラインでの議会報告会の開催も

模索していきたいと思っております。

一人でも多くの市民の 利益を代弁し、

地に足のついた改善を進めていくためにも

これからも不断の議会改革に取り組んでまいります。

各議員の皆様のご指導をいただきながら、

精一杯努力を重ねてまいる所存でございます。

新議長とともに議会の活性化、

および信頼される議会の実現のために努力してまります。

全力で議長を支え、開かれた議会運営にご協力を。」

 

きょうの本会議で決定した正副議長の任期は

前期2年間となります。