小諸市消防団の団員らが一堂に会する

小諸市消防出初式が、

8日(日)にステラホールで行われました。

 

出初式は、防災意識の向上と

消防関係者の連携強化を図ろうと、

一年の初めのこの時期に行われているものです。

 

新型コロナウイルスの影響で、去年、おととしは中止に。

ことしは3年ぶりに、規模を縮小しての開催となります。

 

会場となったステラホールには、

市の消防団員などおよそ100人が集まりました。

 

続いてあいさつに立った、高野 松宣団長は、

ことしの消防活動への決意を次のように述べました。

 

「ことしになりまして、残念ながら1件の火災が発生してしまいましたが、

きょう以降1件も火災は出さないという強い思いを持ち、

小諸市民の安心安全の礎となる消防団活動を、

自信を持って進めて参りたいという風に考えています。」

 

式では、長年に渡って消防活動に貢献した団員や

無火災を達成した分団が表彰されました。

 

そのうち、2つの分団が

無火災で長野県消防協会長表彰を受賞。

第5分団は1年間、

第6分団は90日間の無火災が評価されての

受賞となりました。

 

その他多くの団員が、県や北佐久消防協会、

それに小諸市消防団から

功労章など各種表彰を受賞しています。

 

受賞者を代表して挨拶に立った、

第4分団長の土屋 春夫さんは、

今後の抱負を述べました。

 

式典に続いて、相生町通りでは

消防団員450人による分列行進が行われました。

 

行進には小諸市幼年消防クラブとして活動している

小諸野岸幼稚園、しらかば幼稚園の園児たちも参加。

元気に火災予防を呼びかけました。

 

また、各分団の消防車両や高規格救急車、

それに35メートルのはしご付消防車両が順番に走行。

沿道に集まった多くの市民の目を楽しませていました。