国産素材中心の安心食材や生活用品を届ける

生活クラブでは、

20年以上前から、持続可能な環境に配慮した

「SDGs」の取り組みを実践しているんです。

そのうちのひとつが「びん」の再利用・リユースです。

 

生活クラブは、容器包装のごみを減らすために、

1994年から、調味料やジュースのびん容器の

回収・再利用の取り組みを続けています。

 

リユースを意味する「R」マークが目印。

 

現在は、びんに限らず、牛乳キャップや食材の配達に使う

ピッキング袋など、

プラスチック類の回収、リサイクルなども行っています。

 

全国に組織を持つ生活クラブ。

こうした活動によって全国では、自治体の回収費用を

2億7千143万円削減。

CO2の排出量は2千605トンの削減につながりました。

 

木内さん

「生活クラブとは生活クラブ生協といって

生協の一つなんですけれども組合員が活動をするというのが

一つ大きな他とは違うところだと思います。

一番は中身が分かるというところですかね。

製造方法、原材料、それがわかるというところが一番こだわっています。

組合員の方でいろんな種類のびんがあってごみになって捨てられてしまう、

ということからこの活動が始まりまして、

リユースするということで、

色々なエネルギーの削減になったりします。

こういう消費材を購入して美味しいものを

食べているというだけなんですが、

それがゆくゆくはいろいろなところに社会貢献に繋がっていたり、

社会を変えるということにも

つながっていることがすごいなと思っています。」

 

生活クラブ小諸支部は22年前に発足。

地区ごとにつくられた37班に、

あわせて366人の組合員が所属し、

自ら選択した安心安全な食材などを

購入する活動を続けています。

利用している組合員はー。

 

組合員

大池さん

「一番は自分の子どもたちに安心して食べられるものを

食べさせてあげてきたというところです。

生産者さんの顔が見える、視察とかも行ってきたんですけど、

生産者の思いとかこだわりを勉強してくると

やっぱり自分たちも食べ続けなきゃいけないなと思うところです。」

 

山本さん

「子どもに安心して食べさせられるものを

なかなか見つけると手に入りづらいので

生活クラブというのは原材料の表示も丁寧で

自分で選ぶことができるのでその辺がいいなと思って始めました。

利用してみて本当に最初は決まったものしか買っていなかったんですけど、

班員さんとのコミュニケーションとか

組合員さんとのコミュニケーションで

こういうのも美味しいよ、

こうやって料理すると美味しいんだよというのが聞けて

試してみたりとか知らないうちに

どんどんちょっとコアなファンになっていくみたいな感じで。

生活クラブのチョコが好き。チョコ美味しいよね。 」

 

生活クラブ小諸支部ではこれまで、

共同購入をするため、

5人以上の班を作って活動していました。

しかし、生活スタイルの多様化などに対応するため、

来年1月からは新たな取り組みを始めることに。

組合員による配達スタッフを結成して行う個別配送です。

 

個別配送について

「来年の1月31日から個別配送という仕組みを導入する

ということが決まっています。

これも組合員みんなでやっていこうと決めたんですけれども

それが始まるということで、

今組合員活動を新しい人たちに呼びかける

という活動を始めています。

これまでは班に持ってきて瓶を回収するという活動をしていたんですけども、

これからは個別配送するということなので、

お宅に瓶の回収ができるということは

瓶の回収率も上がるかなと思っています。」

自宅への個別配送が実現することで、

びんの回収率などが上がることも期待されます。

小諸支部では、個別配送を行うにあたって、

組合員を増やして活動を充実させていきたいとしています。

 

 

木内さん

「小諸支部では小諸支部ビジョンというのを考えまして

あらゆる生活スタイルの人が生活クラブの活動に参加して

社会を変えていくことができるということを

大きなビジョンとして掲げています。

まず個別配送の組合員40名、

新しい組合員さんを増やして

もっともっと大きな活動ができるということを望んています。」

 

大池さん

「個別配送ができることによって

私たちもいずれ年をとって車の運転が

できなくなる時が来ると思うんですよ。

そういった時に自宅へ届けてもらうということが叶うんだったら

ずっと生涯いいものを食べ続けていけるというのが

将来的にはあるといいなと思っています。

できるだけ多くの人に知ってもらって

選択をして自分たちで考えて食べていく

ということができるといいなと思います。」