「小諸市短詩型文学祭」の表彰式が

10日(土)に文化センターで行われました。

 

この文学祭は、

東信地域の短歌や俳句、川柳といった

短詩型文学の発展や

団体の垣根を越えた交流を目的に

小諸市文化協会が昭和63年の創立当時から

毎年開いているものです。

 

この日は、受賞者をはじめ、

小諸市文化協会の役員や来賓などおよそ30人が参加し

表彰式が行われました。

 

35回目を数えることしの文学祭には、

一般から小中学生まで、

延べ367人から 短歌、俳句、川柳あわせて782作品が

寄せられました。

 

そのうち小諸市からは、

短歌と俳句の部で2人ずつ、

川柳の部で1人が特選に選ばれ

その他7人が入選しました。

 

一般の部 小諸市在住の特選の受賞者はこちらです。

 

はじめに、短歌の部です。

田中邦さんの作品

に頼む買い物の品メモしつつ依存ましゆく老い噛みしむ」

 

掛川栄子さんの作品

「稲刈りの手助け出来ぬ身となりて手袋ぬいで落ち拾う」

 

続いて、俳句の部です。

石田経治さんの作品

「どこをどうすればどうなる栗の

野中さんの作品

「小さき嘘小さき痛みよ式部の実」

 

川柳の部は土屋正示さんの作品

「ひとりに二合徳利が添い寝する」が特選に選ばれました。

 

また、小中学生の部では、

短歌で中学生2人、俳句で小中学生3人が

優秀賞に選ばれました。

 

短歌の部では 小諸東中学校2年の

坂口櫻さん、内藤純瑠さんの作品が受賞。

 

俳句の部では、中学生の部で、小諸東中学校3年の

関根直輝さんが。

小学生の部で、

東小学校6年の内堀竣矢さんと塩川さんの作品が

優秀賞を受賞しています。