東信地域の産業廃棄物処理運搬会社などでつくる

資源循環保全協会東信支部が、

市内山浦の市道で不法投棄されたゴミを撤去しました。

 

この活動は、

東信地域の産業廃棄物処理業者などでつくる

長野県資源循環保全協会東信支部が、

地域の環境保全を目的に

8年前から取り組んでいるものです。

 

年に一度、区域内に不法投棄された産業廃棄物や

一般廃棄物の処理を

ボランティアで行ってきました。

 

4年ぶりの開催となったこの日。

所属している14社から15人が参加したほか

県と市の職員らも協力し、

あわせて21人でごみの撤去作業にあたりました。

 

今回は、不法投棄が目立つ、

市内山浦の市道5242号線沿線などで

廃棄物の撤去作業を行いました。

 

参加した人たちは市道沿いの斜面を下り、

30メートルほど低くなった場所に投棄されたごみを

手際よく集めていきました。

 

タイヤや段ボール、

中には、農機具や洗濯機など

処理に手間がかかる大型の廃棄物も。

 

この日は、あわせて1410キロのごみが

収集されたということです。

 

髙山和之支部長

「やはり昔からですね、ごみがごみを呼ぶ、ということで、

一か所投棄されると、大丈夫なんだという風に思われて、

次々に投棄されてですね、

気が付いたときには大量の廃棄物が捨てられている

というような事例がございます。

きれいにすることによってですね、

そういった投棄防止にもつながっていくのではないかな

という風に考えております。

地域の方のみちぶしんですとか、

そういった作業では撤去できないものを

我々は一旦きれいにしますので、

その後は、地域の方、

それから小諸市の方でパトロールをしていただきながら、

大きな不法投棄場所になる前に環境維持ができるように、

地域の方にもご協力いただいて、

今後維持していただければ、というのが願いでございます。」