新しいアイデアで

社会や地域の課題解決に取り組む団体に贈られる

「プラチナ大賞」において、

このほど、小諸市のまちづくりの取り組みが、

優秀賞に選ばれました。

 

「プラチナ大賞」とは、イノベーションによる新産業の創出や

アイデアあふれる方策などにより、

社会や地域の課題を解決し、

「プラチナ社会」の実現に向け取り組む

自治体や企業に贈られる賞です。

一般社団法人プラチナ構想ネットワークや

運営委員会が中心となり、審査をしています。

 

第10回となる今回は、全国から44の団体が応募。

小諸市は、最終審査15件に選ばれ、最終審査会で、

優秀賞となる「新しい時代のまちづくり賞」を受賞しました。

併せて、小諸市は「プラチナシティ」にも認定されました。

 

市が掲げている「小諸版ウエルネスシティ」では、

小諸市が、市内外の人にとってのサードプレイス、

いわゆる快適で心地よい場所、

癒される場所になることを目指しています。

 

そのため、コンパクトシティ構想を掲げた

市街地のにぎわい創出や、

企業誘致、また移住、創業支援などに注力。

その結果、移住者と地元住民による化学反応が起き、

街の発展にもつながっています。

 

最終審査会では自らプレゼンテーションを行った小泉市長。

今後さらに活気あるまちづくりのために

全力をつくしたいとしています。

 

小泉市長

「小諸版、小諸らしいウエルネスシティを目指していく、

その施策の1つとしてのコンパクトシティ化、

ハード面だけではなくて、ソフト面、

特にこのプレゼンテーションではソフト面、

いかに人を街の中心部に集めて、

にぎやかにしていくかという部分の、

いろんな小諸の取り組みを紹介させていただいて、

それが『新しい時代のまちづくり』という評価をいただいたと、

非常に意味があったのかなと、

客観的に評価されたのは嬉しかったですね。

毎週末いろんな団体のみなさんが

まちタネ広場とか停車場ガーデンでイベントとか

サークル活動をやっていただいて。

それぞれがターゲットにしているお客様とか、

対象の人が違いますので、

毎度いろんな層の方が集まってくる、

それが継続的ににぎわいを創出しているという部分で、

嬉しく思いますし、なかなかこれができそうでできないことだと思います。

小諸が元々持っている魅力であったり。

小諸の魅力とは究極的には人ではないかと思っていまして、

多くのみなさんが小諸に対して熱い思い、

愛を持って小諸を良くしようとか、

私たちの小諸を大事にして行こうという思いを形にして頂けるところが、

人を多く引き付けるんじゃないかなと思っています。

週末を中心に、にぎわいはできてきているんですが、

コンパクトシティを完結させていくためには、

ネットワーク、こもろ愛のりくん等、やってもらってますが、

今後さらなる充実と、2次交通として集まってきた市街地の中で

いかに交通手段を使っていくか、

それがこもこむ号であったりeggなんですが、

社会実験としてデータを取ってますので、

市民の利便性につながるような取り組みをしっかりやっていきますし、

またウエルネスシティといいますと、

何も市街地の活性化、公共交通のネットワークだけでなく、

人々の暮らしに直結する教育、福祉、環境、産業経済、行政運営、

様々な分野に及んでいますので、こちらも充実させていきながら、

ここに住んでいる方々にはとにかく豊かで、

のびのびした、自分らしい街だなというふうにしたいですし、

少子高齢化の中では、さらに小諸の街を選んでいただけるような、

街にもしていきたいですし、観光で訪れる方には、

小諸に来てよかったな、

癒されるな自分に還れたなとそんな街を目指せるように、

これからまだまだやることありますので、

次回またプラチナ大賞出る時には、大賞狙って、

こういう成果が上がって、これが時代の先駆けだということを、

全国の自治体・企業のみなさんにお伝えできるように、

今後も頑張っていきたいなと思います。」