島崎藤村の人物像や作品などについて詳しく学ぶ

藤村文学講座。

ことしで開講50回目を記念して、

今月2日(水)にステラホールで特別講演会が開かれました。

 

この日は会場に市内外からのおよそ80人が集まりました。

藤村文学講座は

小諸ゆかりの文豪・島崎藤村の作品に触れ

見聞を深めてもらうことを目的に、

藤村記念館が昭和47年から開催。

毎年テーマを設け、各専門家の講師による講義が

年10回開かれています。

 

今回、講座開講50回目を記念し

文学研究家の堀井正子さんを招いて特別講演会を企画。

今年度の講座テーマ「『夜明け前』を読む」に合わせ

「それぞれの『夜明け前』」と題して行われました。

 

明治維新の激動の時代を描いた「夜明け前」。

ラジオのレギュラー番組で、

「夜明け前」について取り上げている堀井さんは、

リスナーからの便りをもとに、

藤村が様々な資料を調べて書いた作品だと

語りました。

 

参加者たちは、当時の様子に思いをはせながら

講師の話を真剣に聞いているようでした。

今年度の藤村文学講座は来年1月まで毎月行われます。