北国街道沿いなどにある商家や蔵を

ギャラリーとして開放する

「信州小諸城下町フェスタ」が

22日(木)から25日(日)までの日程で開かれました。

 

ことしで11回目を数える「信州小諸城下町フェスタ」。

手仕事作品や食を通じて、

小諸の古い街並みを楽しんでもらい、

まちを再生しようと、

市民有志でつくる城下町にぎわい協議会が主催しています。

 

ことしは「本陣主屋」で江戸時代の本陣を再現する

「小諸本陣展」を開催。

 

本陣に関する歴史資料や

現在進行中の

国の重要文化財「旧小諸本陣」の

保存修理工事の記録を公開しました。

 

工事の際に発見された関札や、

本陣に下げてあった大看板、

江戸時代から使われていた階段箪笥なども展示。

 

訪れた人たちは観光ガイドの説明を聞きながら、

興味深そうに見学していました。

 

また、城下町フェスタに合わせて

着物で店舗を訪ねると

それぞれの会場で特典を受けられるという

「キモノデフェスタ」も開催。

 

本陣主屋では、レンタル着付けや

カメラマンによる着物姿の無料撮影サービスも行われました。

 

訪れた人たちはレトロな着物に身を包み、

風情ある江戸時代の建物の中で、

記念の1枚を撮影してもらっていました。

 

「軽井沢から参りました。お着物選びも楽しいですし、

多分一人で来るよりずっと楽しかっただろうと思いますので

とてもうれしいです。

プロの方に撮っていただいたので、

ちょっとしたポージングでとても素敵に写っているので、

とてもびっくりして嬉しく思います。

城下町をプラプラしてランチかお茶をして

せっかくなのでそぞり歩くというか

そんな感じで楽しみたいと思います。」

 

「東京から来ました。小諸は初めてですか。初めて来ました。

古い町並みが素敵で歴史があって素敵な街だなと思いました。

プロのカメラマンの方に撮っていただいてきれいに写していただいて、

ポージングとかもいろいろ指導いただいてありがたかったです。

私着物を着るのすごく久しぶりで

本格的に着付けていただけてとても嬉しかったですし、

みんなで着物を着て城下町を散歩できるのがすごく楽しみです。」

 

今回の城下町フェスタでは、拡大企画として、

「着物で小諸城下町フォトコンテスト」も開催。

こちらは今月10日までにインスタグラムへの投稿か

メールで応募された作品が対象で

イベントではフォトコンテストへの参加も呼び掛けていました。

 

城下町フェスタではこのほか、

旧北国街道沿いにある町屋や商家などを

ギャラリーとして開放。

市内外で活躍する作家たちの作品の

展示・販売なども行われ、

参加した人たちは、一軒一軒を巡り歩き、

小諸の街並みや、ギャラリーを楽しんだようです。