小諸市議会9月定例会の

最終日の本会議がきょう27日(火)に開かれ、

提出されていた全ての議案を可決して、閉会しました。

 

きょうの本会議では、初めに、任期満了に伴い、

人権擁護委員候補者の推薦と

教育委員の任命の同意を求める議案が提出され、

議会の同意を得ました。

 

人権擁護委員に推薦されたのは再任で、

耳取区に住む丸山直子さんです。

丸山さんは、令和2年1月1日から人権擁護委員として、

1期目を務めています。

2期目の任期は令和5年1月1日から

令和7年12月31日までの3年間です。

 

また、教育委員に任命されたのは再任で、

古城区に住む田中隆之さんです。

 

田中さんは、家業の田中鯉店を営み、

平成28年度には小諸商工会議所青年部会長、

平成27年度には野岸小学校PTA会長を務めました。

教育委員として現在1期目です。

 

田中さんの教育委員としての2期目の任期は

ことし令和4年10月9日から

令和8年10月8日までの4年間となります。

 

本会議ではこのほか

歳入・歳出でそれぞれ4億7千500万円を追加する

一般会計補正予算案が提出されました。

 

追加された主な事業一つ目は

電力・ガス・食料品などの価格高騰に伴う、

緊急支援給付金の給付事業です。

価格高騰による影響の大きい、低所得世帯に対し、

1世帯5万円を支給するために

必要な経費が計上されました。

予算額は3億700万円です。

 

また、新型コロナのオミクロン株対応ワクチン接種が

小諸市では来月1日から開始となることから、

必要な経費が計上されました。

こちらの予算額は1億6千800万円です。

 

オミクロン株対応ワクチン接種は、

集団接種と個別接種の併用で行われます。

当面は60歳以上の人など、4回目の接種対象者や、

12歳以上の3回目接種対象者の

未接種の人を優先して行い、

来月中旬以降、新たに対象となる人の接種が始まります。

追加対象となる人には、今月末以降、

年代順に、順次接種券などの必要書類が送付されます。

 

これらの補正予算案は即決の審議となり、

きょうの本会議で可決。

初日に提出されていた条例案件や、決算認定に関するもの、

一般会計補正予算案なども、認定・可決されました。

 

一般会計の総額は188億3200万円となります。