多額の金額をだまし取る、特殊詐欺被害。

各地で頻発するこの被害を未然に食い止めたとして、

市内のコンビニエンスストアに、

小諸警察署から感謝状が贈られました。

 

9日(金)、

セブンイレブン小諸南町店の饗場敬一店長と

特殊詐欺の未然防止に協力した、

山口早苗さんと白鳥美紀さんが小諸警察署を訪問。

寺島署長から感謝状が贈られました。

 

セブンイレブン小諸南町店では、先月5日、

電子マネー35万円分を購入しようと

60代の男性が来店。

対応した山口早苗さんと白鳥美紀さんが、

高額の購入を不審に思い、その用途を確認。

 

特殊詐欺事案であることを疑い、

男性に詐欺被害の可能性を指摘するとともに、

警察に通報して被害を未然に防ぎました。

 

警察の調べによるとこの男性は、

インターネット上の架空料金請求を信じ、

表示された電話番号に連絡。

その後コンビニエンスストアのマルチコピー機を使い、

オンライン決済ができる電子マネー「ビットキャッシュ」で

35万円分送金するよう指示があったということです。

 

山口早苗さん

「まずコピー機に呼ばれていったのですけど、

ちょっと私が分からなくて白鳥さんに代わってもらって、

対応してもらって金額を聞いたらあやしいって思って

警察に電話するように言われて私が電話しました。

防げればいいなというのと詐欺が初めてだったので

どうしたらよいか分からなくてもう本当に慌てました。」

 

白鳥美紀さん

「まずコピー機でカードとか買うことはできないので

レジにいってお願いしますっていう感じで言って、

一応何枚ですか?って聞いたら7枚だって金額は?

って聞いたら5万円、5×7=35で

ちょっとないかもと思って警察に電話してってお願いして

引き続き被害に遭うことの遭われる方がいないように

本当に食い止められるものならこっちで食い止めようって思います。」

 

セブンイレブン小諸南町店は、

4年前にも特殊詐欺を未然に防いでいます。

正確な判断で2度も詐欺被害を防止したことから

今回、長野県警察本部が定める

「あなたの町のサギ防止優良店」として

認定を受けました。

 

饗場敬一店長は

「日頃から過去に店内で起きた詐欺被害について話している。

また従業員同士のコミュニケーションを大切にしており、

今回の未然防止につながった」と話しました。

 

小諸警察署では

市内のコンビニエンスストアや金融機関と連携しながら、

引き続き特殊詐欺防止を呼びかけていきたいとしています。

 

寺島正署長

「非常にですね、今電話でお金詐欺増えております。

それとコンビニエンスストアさんや

金融機関さんも最後の砦でやっていただいておりますので

本当にこれで防いでいただいたこと非常に感謝をしております。

今電話でお金はすべて詐欺ということで

言わさせていただいているのですが、

電話でカードも非常に今詐欺が増えておりますので

電話でお金と電話でカードは詐欺だということでもしそうであれば

すぐに家族への相談、警察への相談を早めにお願いいたします。」