信州でまちづくりの活動を行う
「信州地域デザインセンター」のシンポジウムが
12日(月)にステラホールで開かれました。
この日は、
「プロジェクトを生み出す〝プロセス〟と〝しくみ〟」をテーマに、
まちづくりに関するシンポジウムが開かれました。
「信州地域デザインセンター」が主催したもので、
まちづくりに関わる県内の行政職員などが参加。
オンラインでの配信も行われ、
合わせて100人以上が参加しました。
「信州地域デザインセンター」は、令和元年8月に設立。
長野県、信州大学、民間企業などから成る
公民学連携組織で、
「信州に居心地のいい空間を増やしたい」と、
県内各地でまちづくりの支援などを行っています。
昨年度は、
「しなの鉄道線沿線地域の回遊性向上プロジェクト」をはじめ、
まちなかの再生、観光、公有地の活用などに関する
16の案件を手がけました。
この日は、「まちづくりのプロセスからみた
〝つながりの場〟とは?」をテーマに
パネルディスカッションも実施。
小諸市都市計画課の五十嵐均係長が
パネリストとして登壇し、
歩いて暮らせるまちづくりの実現に向け
この4月から始めた
「まちなかポップアップ&ゴーDX社会実験」について
紹介しました。
成果は出つつあるが、課題もあると言う五十嵐さん。
小諸に滞在する目的を作ることが課題であり、
まちなかにある様々なコンテンツや、
いろいろな人との連携が必要だと話しました。
信州地域デザインセンターでは、
今後も、市町村同士の広域的なつながりを大切に、
専門家や民間企業を巻き込んだ、
市民参加型のまちづくりを進めていきたいとしています。