小諸の食と、職の未来をつなぐ複合型イベント

「こもミラ」が、先月31日(日)に開催されました。

 

「こもミラ」は、

コロナ禍で落ち込んだ飲食店と事業所を応援しようと、

小諸商工会議所青年部の主催で

今回初めて企画されました。

 

「小諸の食と職の未来をつなぐ」というテーマで開催。

市内飲食店による出店と、

市内事業所による職業体験マルシェが行われました。

 

会場では、感染予防対策として、

検温とアルコール消毒を実施、

また、滞在時間2時間の制限も設けられました。

さらに来場者に対して、

参加に伴う同意書の記入も実施されました。

 

大手門公園では、

飲食の提供とテイクアウト販売が行われ、

市内14店舗が出店しました。

 

小諸でおなじみ、竹幸商店の「自家製中華そば」や、

ホワイトポテトハウスの「コロッケバーガー」。

また初出店となる、移住者によるプロジェクト

コレクティブハウスあいまいの

「日本初!コモロ連合料理」などが出店し、

各ブースで賑わいを見せていました。

 

そして今回、

小諸市農ライフアンバサダーの武藤千春さんと

商工会議所青年部のコラボ商品、

「こもミラ限定 夏野菜カレー」も販売。

「小諸市の農産物の美味しさを

たくさんの人に味わってもらいたい」と企画されました。

 

使用する食材は小諸産で、すべて武藤さんがセレクト。

ルーには、無農薬無肥料で育てた

規格外の玉ねぎや、にんじんのほか、

風穴で半年間保存したりんごを使用。

米は、市内の村松商店が

今回のカレーに合わせて調合したものを使い、

こだわりぬいたカレーを提供しました。

 

武藤さん

「今回のこもミラ。食と職ということで、

開催されるイベントの中で

何か武藤さんとできることはないかとお声かけを頂いて。

商工会議所青年部の皆さんと一緒に小諸の農産物を

より小諸の皆さんに楽しんでもらえるような、

そんなカレーを作れればということで企画しました。

今回、グリル野菜を9種類乗せていて、全部小諸の野菜なんですけども。

カレーのルーに入っているお野菜ももちろん小諸産。

あとはルーの中に隠し味として、

氷風穴で保存されていたりんごを使っているので、

お子さんでも食べられるくらい甘い。

そして、小諸の農をたくさん感じられるカレーになっています。」

 

猛暑日となったこの日。

訪れた人たちは、暑さに負けじとおいしい食事を楽しみました。

 

参加者

「(きょうはカレー食べてどうですか?)ちょっと辛かったけど美味しかった。

(きょうは何か食べましたか?)焼き鳥。

美味しかった。」

 

「(きょうはイベント楽しいかな?)楽しいです。

(何か食べたいものはあるかな?)焼きそば。」

 

「(きょうはどちらから?)佐久市です。

から揚げとポテトと、ラーメンとハンバーガーと。

飲んだのはビールです。

最高です!」

 

また、まちタネ広場では、職業体験型マルシェを開催。

市内事業所のPRの場として設けられ、

12企業が出店しました。

 

DIVERSE LINES CLUB

による木こり体験。

また、美容サロン「RittRE」の簡単アレンジ体験や、

ボディーオート桜井の

刻印キーホルダーづくりなどが行われました。

 

さらに、警察署ブースでは、

パトカーや白バイに乗ることができる警察官体験も。

訪れた親子連れなどが、各ブースに立ち寄り、

様々な体験を楽しんでいる様子でした。

 

親子連れ

「髪をセットしてもらいました。小諸の美容師さんに。

可愛くしてもらって嬉しいです。ね。」

 

竹内さん

「青年部としてですね、

何年もこのような企画は上がっていたんですが、

今年になってようやく前に進むことができて

このような形で開催することができました。

やはり今日も開催の10時になるまで、

どのような形になるのか青年部一同ドキドキして。

果たしてお客さん来てくれるのか、

商品が果たして売れるのかと。

もう本当に心配を吹き飛ばしてくれるお客さんの笑顔でいっぱいで

本当に嬉しい限りです。

今回、こもミラという名前の中にはたくさんの思いが詰まっていまして、

小諸の未来をつなげようと。

やはり今回、出店されて、

こんなお店あったんだ、

またコロナ禍でなかなか訪れることのできなかった料理をやっと食べれた。

そんなことの中で、またアフターコロナに向けた来店のきっかけ、

未来のお客様を作ろうというのが一番の思いでありますので。

本当にこのイベント、活動単体ではなくて未来に繋がる活動を、

青年部としては毎年続けていきたいなと思っています。」