和田区の区民を対象に、金子みすゞについての文化講演会が

19日(日)、和田農村研修センターで行われました。

 

この講演会は区の公民館事業として行われ、

区民らおよそ20人が集まりました。

 

この日は、藤村記念館の元館長で

和田区在住の新井良男さんを招いて開催。

新井さんが金子みすゞの地元・山口県を訪れた際の話を織り交ぜながら、

みすゞの生涯について紹介しました。

 

山口県仙崎・現在の長門市で生まれた金子みすゞ。

複雑な家庭環境にいながら、

詩人としての才能を開花させましたが

26歳の若さで亡くなりました。

 

講演会では、みすゞが幼い娘・ふさえの言葉を

日記「南京玉」として記録した話など、

子どもに対する愛情深いエピソードも紹介され、

区民は真剣に耳を傾けていました。

 

参加した区民

「名前だけは知っていたんだけど、自分で自殺したことはショックだったですね」

「とても感動しました(どのあたりが?)

私仙崎に行ったこともあるもので、

金子みすゞを知っていたもので、とても感銘を受けました。

詳しく説明していただいて、ありがたかった。」

 

和田区では今後も区民の生涯学習のため、

様々な公民館事業を行っていくということです。