小諸高校音楽科では

中学生とその保護者を対象にした体験入学を

11日(土)に行いました。

 

県内唯一の音楽科があり、

長野県全域から生徒を受け入れている小諸高校。

音楽科についての理解を深めることで

進路選択の参考にしてもらおうと

毎年この時期に体験入学を行っています。

 

この日は県内各地からおよそ100人の中学生と

その保護者らが参加。

始めに在校生を交えてのガイダンスが行われ、

授業や入試方法などについての説明を受けました。

 

また、在校生や講師によるミニコンサートも開催。

参加した人たちは、美しい音色に耳を傾けていました。

 

その後、楽譜を読んだり書いたりするための基礎を学ぶ

ソルフェージュという授業を体験。

音を楽譜にする聴音など、

音楽科ならではの授業が行われました。

 

参加した中学生

「(今日はどこから来られました?)松本市から来ました。

音楽が好きで普段から声楽を習っているので、きょうは体験に来ました。

小諸高校の充実さも感じましたし、

あとこういう体験授業とかで実際に

どういう授業をやっているのかということも分かったので、

すごく興味が湧きました。」

 

「上田第中学校から来ました。

ちょっと難しいお話もあって不安なところもあるんですけど、

すごく楽しそうだなと思いました。

(入ってみてどんなこと勉強したいなとかありますか?)

理論とか、音楽の中でも難しいほうのお勉強もしたいなと思います。」

 

1995年に設置された小諸高校音楽科。

ことしの入学者は、定員40人に対して17人と、

ここ数年、減少しています。

音楽科ではこうした催しを通して、

志願者の増加につなげていきたいとしています。

 

先生

「例年の生徒さんと雰囲気は変わらないんですけども

ことしは昨年一昨年よりもだいぶ人数が増えて、

大勢の方参加していただいて、大変嬉しく思っております。

音楽科も全然敷居は高くありません。

また今日も生徒の演奏はレベル高い演奏を聴いていただいたんですけども、

何も演奏だけではなくて、例えば部活を頑張ったり、

吹奏楽や合唱を頑張ったり、

ソロだけではない楽しみもたくさんありますので、

ぜひ多くの中学生の方に志願していただきたいと思っております。」