小諸八重紅枝垂をはじめ、

様々な種類の桜がきれいに咲き誇る飯綱山公園。

4月29日(金)には、小諸八重紅枝垂保存会主催の

桜の育て方講習会が開かれました。

 

市民有志でつくる小諸八重紅枝垂保存会では、

飯綱山公園を桜の名所にしていこうと

平成15年から小諸八重紅枝垂を植樹。

平成20年からは市民に里親を募るなど

活動を続けています。

 

保存会の活動により、

現在飯綱山公園にはおよそ1500本の桜が

植えられていて、

そのうちおよそ800本が「小諸八重紅枝垂」です。

 

この講習会は美しい桜を育てて行こうと、

毎年この日に保存会の主催で行われています。

保存会発足から20年目の節目となる今回は

桜の里親となっている市民など

およそ80人が参加しました。

 

参加した人たちは、

保存会の会員から、枝のせんていや手入れの仕方などを

教わっていました。

また害虫を防止するため、

根の周辺の草取りなどにも

取り組んでいました。

 

参加者

「私の妻の父がこれを買ってくれまして、

義父から見れば孫の名前で20年前くらいだと思うんですけどね。

私も知らなかったんですよ。

少し前に言われて、これ買ってあるからと。

10年くらい前に言われたのかな。

それで毎年手入れに来ています。

ことしの教えてれた人がこういう花の付いていない死んでいる枝は

全部取れということで、それとこの辺の草刈りですね。

その辺を中心にやりました。

来年もうちょっと寒いとちょうど今の時期に

お花見しながら来れるんですけどね、

ちょっとことしは大分散っちゃっていますから、

また来年も楽しみにしています。」

 

この飯綱山公園には、小諸八重紅枝垂以外にも

紅豊や御衣黄など

20種類以上の桜が植えられていて、

長い期間楽しむことができます。

保存会では、

今後も桜の手入れを続け、

飯綱山公園を桜の名所として

多くの人に足を運んでもらいたいとしています。

 

会長

「小諸市の財産だと思ってね。

みなさん小諸のみなさんだけが楽しむではなくて、

県外の皆さんが小諸の桜を見たいということで

足をみんなが運んでくれるようなそんな公園になってくれればいいなと。

懐古園の桜が終わったら飯綱山の桜だよということで、

自分たちの公園であるということで

足を運んでもらえたらありがたいなとそんなふうに思っています。」